18年続くご長寿犯罪捜査ドラマ2年ぶりの新シーズン「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション」(ディズニープラス「スター」で独占配信中)の第3話が3月8日から配信開始。連続殺人犯ネットワークに翻弄されるBAU(行動分析課)が描かれてきたが、秘密兵器ガルシアの投入で捜査は前進。しかし第3話では組織内部の敵によってBAUが解体の危機に直面する。一方で新たなカップルが誕生し、大人な恋愛模様に癒されるなど、ますます見応えが増したエピソードになった。(以下、ネタバレを含みます)
全米各地で巻き起こる残忍な殺害事件に繋がりを見出し、パンデミックの最中に勢力を拡大した連続殺人犯ネットワークの存在に目星をつけたBAUチーム。すべての元凶である首謀者を突き止めるため実行犯を追い詰めるロッシ(ジョー・マンテーニャ)たちだったが、捕まる前に命を絶ってしまい首謀者まで辿り着けずにいた。その頃、首謀者は妻子と共に立派な家で暮らしていることが判明し、第2話は幕を下ろした。
マンテーニャが監督も兼任する第3話では、その男の日常が明らかに。娘にバスケットボールを教え、学校へ送り出す一見平凡な男の名前はヴォイト(ザック・ギルフォード)。システム点検の仕事のため各地を飛び回っているというヴォイトだが、まさか殺人のために家を空けているとは誰も思いもしなかった。
なんとか家計をやりくりしていたヴォイトだったが、度重なる殺人計画の頓挫により、水道代の支払いが滞るなど、生活にも支障が出始めていた。そうした苛立ちを抱える中、不躾な態度が目につく隣人が現れ、今すぐにでも殺したい気持ちと、ボロを出すまいと制御しようとする理性的な一面の間で葛藤をみせる。愛する妻や娘への笑顔の裏に隠れる狂気を見れば見るほど、恐ろしさが増していく。
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