“これまでにないタイプの恋愛リアリティーショー”となった本番組。最初のゲストとして呼ばれたコロチキの二人はどんな心づもりで臨んだのかを聞いてみると、ナダルは「最初は全然やる気なかったです(笑)」と一笑。しかし、「始まったらめちゃくちゃ面白くてビックリしました。(にしたんガールズを指さして)こんな美女たちが次の展開が気になってるんですよ!」と収録前と後では気持ちが一変したと明かした。西野も「初めての感情です。手汗は握るけど、ドキドキはしないっていう(笑)」と独特の雰囲気があると語った。
今回はゲストとして出演したが、2人とも既婚者ではあるが、“もし合コン参加メンバーの方に呼ばれたら?”と質問してみると、ナダルは「それ、正直ビクビクしてます。今回の収録で合コン参加メンバーをボロクソに言ってしまいましたから、『もし自分がスベったら何言われるんやろ?』って。まぁでも、怖いですけど、やってみたい気持ちもありますね」と答えた。西野は「昔のことを思い出します。合コンで自分もこんな感じやったんやろうなぁって」と収録で見た合コンの様子と自分の過去の記憶を重ねて語った。ナダルいわく「西野は“コンパ王”みたいなところがありました。面白いゲームとか知ってて、合コンはことごとく失敗してましたけど、西野と一緒に行ったコンパはいつも楽しかった記憶があります」と相方を称えた。
“合コン”について、吉村は「正月にフィリピンに行ってきたんですけど、キャバクラみたいなお店で女性たちがそういう感じのコールをしていたりして、合コン的なノリが残ってたんですよ。“日本のコンパ文化ってすごいんだな”って思いましたね。アニメ、漫画に加えて、コンパもジャパニーズカルチャーに加えたいですね。それでなんとかこの番組を世界に(笑)」と海外進出の夢を語った。
ノリノリで話す吉村を見て、西野は「いい顔してるなぁ。今日、吉村さん、一度も噛んでないんですよ!」と、吉村が絶好調だったことを伝えると、吉村も「普段はよく噛むんですけど、噛まないのがラブケ原かな」と得意げな表情を見せ、ナダルも「『噛まないのがラブケ原』、名言出た!」と思わず笑顔になった。
男性は芸人、女性はモデルやグラドルなどが合コン参加メンバーとして出演。その中で注目している人物を聞いてみると、名取は「女性だと(松白)愛さんですね」と答えた。西野が「Iカップの愛さんでしたっけ?」と確認すると、吉村が「そう。途中、どっちの愛さんが喋ってるか分かんなくなったもん(笑)」と笑顔で答えた。澄田は、たまゆらレストのりゅうのすけの名前を挙げ、「りゅうのすけさんの芸をまだ見てないので、どんな芸をされるのか興味があります」と理由を答えた。黒木も同じく“りゅうのすけ”の名前を挙げて、「もうちょっとグイグイと行くところを見てみたいです。そうなるともっと面白い展開になるんじゃないかなって思います」と期待した。
見どころとして、西野が「リアルですよね。用意して行ったものがウケなかったりしますから」と話すと、ナダルも「心折れる様が芸人あるあるだったりします」とその意見に同意。吉村は「今後、どんどん続いていくんだったら、芸人以外でも“我こそは”という人がいれば参加してもらいたいなと思っています」とジャンルの枠を超えて広げていきたいという希望を伝えて締めくくった。
◆取材・文=田中隆信