アンジュルムの最新アルバム『BIG LOVE』発売記念イベントが3月14日、神奈川・KT Zepp Yokohamaにて開催。イベント前に囲み取材が行われ、メンバーの竹内朱莉、川村文乃、佐々木莉佳子、上國料萌衣、伊勢鈴蘭、橋迫鈴、川名凜、為永幸音、松本わかな、平山遊季が出席した。
3月22日(水)にリリースされる『BIG LOVE』は、アンジュルムにとって約4年ぶりのオリジナルアルバム。3月18日からは春ツアー「ANGERME CONCERT TOUR『BIG LOVE』」が予定されており、リーダーの竹内はこれをもってグループを卒業する。
竹内は「私がリーダーになってから発売したシングルが全部入っています。新しく収録された楽曲もたくさん入っていますし、今のアンジュルムの魅力がたくさん詰まった一枚」と同アルバムをアピール。
上國料は「アンジェルムの楽曲は『愛』という文字がつく曲が多かったりするので、そのいっぱいの愛を、『BIG LOVE』を感じていただけたら」と呼び掛けた。
卒業後について聞かれた竹内は「卒業後は書道の道で頑張っていこうというふうに思っています」とコメント。
続けて「お仕事で書道をやらせていただく機会がいつの間にかすごく増えていて、そこで自分自身も『書道でこんなに人に褒められるんだ』と自信にもつながったので、今後は一人でやっていきたいなと思いました。どんどん世界に向けて、書道の文化というものを広められたらいいなと思います」と宣言した。
書道以外に芸能活動も続ける意向で、「オファーがあれば、ぜひ何でもやらせていただきたいなと思います」と意気込み。「やれることは何でもやっていきたいなという気持ちです。一気に(仕事が)なくなるんで、お仕事ください!」と笑った。
また、竹内はアンジュルムがスマイレージとして活動していたころに、メンバーが6人に対して囲み取材に記者が3人しかいなかった出来事を明かし、「“逆囲み取材”みたいになっていたことをすごく覚えています(笑)」と苦笑。
「自分たちは“ドン底期”と言っていたんですけど、ドン底時代があったからこそ、今のアンジュの活力というか、勢いのあるパフォーマンスができている」と語り、「昔、私自身はこういう時(取材)にとにかくずっとふざけてた。『とにかく一面に載ってやろう。自分が言ったことを使ってもらおう』みたいなことしか考えてなくて」と振り返った。
さらに「もちろん炎上したこともありますし、意味分からないことばかり言っていたこともあります。そういうのは今後、誰かに引き継いでもらいたい。謝ればどうにかなるから、『考えるな、気持ちで行け』『思ったことを言ってしまえ』というのは頑張っていってほしいです」と、がむしゃらなキャラクターをメンバーに引き継いでほしいと願っていた。
◆取材・文=山田健史
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