──写真集撮影時の10年前にスタートしたお仕事が「大!天才てれびくん」(2012〜2014年、NHK Eテレ)のてれび戦士。てれび戦士の経験の中で、特に今も役に立っているなと思うことを1つ挙げるなら?
「天てれ」のおかげで、人見知りをしなくなりましたね。地方で、お題に沿った人を見つけてと友達になるという企画があって。自分でお題に沿った人を見つけて、自分で声をかけて、自分で企画趣旨を説明するというものでした。その経験をしたから、今あまり人見知りしなくなったんじゃないかなと思います。
──「大!天才てれびくん」時代に、言われたことや掛けられた言葉で今も印象に残っているものはありますか?
いろいろありますけど、一番は出川哲朗さんに言われた言葉。てれび戦士はオーディションで選ばれたので、それを踏まえて「シュンは落ちた人の分まで頑張んなきゃダメなんだよ」と言われたんです。その言葉は今でもずっと心に残っていますね。
──そして2021年の「ウルトラマントリガー NEW GENERATION」(テレビ東京系)で俳優デビュー。大好きなウルトラマンに出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
うれしさ半分、悔しさ半分。大好きな作品に出られてうれしい気持ちと、“変身”をする役ではなかったことへの悔しい気持ちがありました。でも、実際に参加させていただいて、スタッフさんや関係者の皆様の作品への愛を肌で感じ、さらにウルトラマンのことがさらに好きになりましたね。
──「ウルトラマントリガー NEW GENERATION」をきっかけに俳優としても様々な作品に出演するようになりました。俳優業の中で特に成長したなと思うことはどのようなところですか?
想像力です。台本を読んだときの想像力。台本を読んで、こんな感じかな?と自分で考えていたことが、撮影に臨んで、それでいいよ!ということが増えてきました。
──では逆に変わっていないと思うところは?
台本を読んでるときにワクワクするところですね。
──今後のお仕事も楽しみですね。この先演じてみたい役や出てみたい作品はありますか?
てれび戦士からデビューをしているので、いつか「朝ドラ」や「大河ドラマ」に出たいですし、ミステリーが好きなのでミステリー作品に出たいなという気持ちはあるんですけど、まずは一つ一つの仕事を丁寧にこなしてステップアップしていきたいです。
──先ほど、写真集のタイトル「Be Myself」には“自分らしく”という意味が込められているとおっしゃっていましたが、日々の中で一番自分らしくいられているなと思う瞬間はいつですか?
自分らしくいられる瞬間…自分の部屋ですね。自分の部屋でぼーっとしているときが自分らしいと思います。
──お休みのときは結構ボーッとするタイプ? それとも予定を詰めたいタイプ?
予定は絶対詰めないです。でも「あ、あれしたい」とか、思いついたことがあったら即行動しますね。この間も、何もすることがなくて、思いついて走りに行きました。写真集撮影前の身体作りから、走りに行くことが習慣づいて。走りに行くことは増えました。
──では最後に改めて。この写真集をこんなふうに見てほしいという想いを聞かせてください。
本当に素の僕の姿が収められていますし、インタビューでは今までに話していないこともお話していて。見て、読んでいただいて僕がどういう人なのかを知ってもらえたらうれしいです。
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