コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、かわいらしい夫婦の日常を描いた「ごくごく普通の夫婦の話」をピックアップ。
作者の、ときゎさんが本作の19話を2月22日にTwitterで投稿したところ、1.9万以上のいいねとともに、多くの反響コメントが寄せられた。この記事では、ときゎさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについてを教えてもらった。
ここ1か月間、テレワークをしていた夫。夫婦2人で過ごす時間が長かったが、夫が久しぶりに出社することになり、妻は家で1人に。黙々と家事をこなすが、その様子はどこか寂しそう。だが、夫からの「今から帰る」という連絡が来るや否や、スイッチが入ったように明るくなり…。
かわいすぎる夫婦の日常を描いた本作。読者からは「1人の時と2人の時のコントラストが天才…」「こんなの寄り道せずに帰っちゃう!」「ペットカメラで撮ったわんこみたいなかわいさ」という声や、「私も旦那さん待ってるときこんな感じだからすごくわかる」「大事な人の笑顔ってどんな疲れも吹っ飛ぶって経験談…」など、実体験を交えたコメントも多く寄せられた。
――「ごくごく普通の夫婦の話」シリーズを創作したきっかけや理由があればお教えください。
前作「イチャイチャするとお金が湧いちゃう2人の話」を当時の状況や執筆ペースの関係で2巻で完結とさせていただいたのですが、色々と不完全燃焼だったからです。
キャラクターに愛着もあったのでそのまま続きを描いていくような形も考えましたが、少し見せ方を変える必要もあったので心機一転で2人が結婚した後のお話を描くことにしました。自分の好きなものを詰め込んだ2人なので思い入れが強かったのもあります。
――「ごくごく普通の夫婦の話」シリーズを描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
愛情の表現方法について、毎回苦戦しながらこだわっています。
夫婦として相手のことが大好きだからこそやりたい、やってあげたい、ついやってしまう…だけどその気になれば誰でもできそうなこと。そんな普通のことが、とてもかわいらしいものに見えるように頑張っています。
――「ごくごく普通の夫婦の話」シリーズの中で特に気に入っているシーンや話、セリフがあれば、理由と共にお教えください。
2022年にTwitterにアップしたバレンタインデーのお話です。「注文の多い料理店」の要素を取り入れてみたら面白いのでは…と思い、私なりの見せ方で描いてみました。
途中の展開だけでなく、最後のセリフも良い感じに取り込めました。準備する側、仕込みに付き合う側、その両方に相手を想う気持ちがあるようなかわいげのあるお話にできたかなと思います。
――今回の「ごくごく普通の夫婦の話」や、連載されていた「イチャイチャするとお金が湧いちゃう2人の話」など、かわいらしい男女の作品を多く描いていらっしゃいますが、理由やこだわりがあればお教えください。
自分の好きな組み合わせの2人を描くようにしています。
色々企むけど失敗が多くて泣いちゃうようなキャラと、それに付き合ってくれる優しいキャラの組み合わせは好きなパターンの1つです。2人でまったり幸せに過ごしているような平和な感じが好きなので、あまりキャラクター数は増やさないようにしています。
――今後の展望や目標をお教えください。
しばらくはこの2人のお話を描いていこうと思っていますが、また別の新しいお話も描いてみたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
執筆ペースはあまり早くないですが、応援してくださる皆様のおかげで活動を続けることができています。引き続き、よろしくお願いいたします!
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