Hey! Say! JUMP・伊野尾慧やキスマイ・千賀健永らが建築物の解体現場に潜入する「解体キングダム」にレギュラー出演決定

2023/03/20 17:00 配信

バラエティー

左から田中・伊野尾・魔裟斗・千賀(C)NHK

NHK総合では4月5日(水)より、普段見ることのできない解体現場の奥に潜入し、日本が世界に誇る驚きの職人技に密着する「解体キングダム」(毎週水曜夜7:57-8:42、NHK総合)のレギュラー放送を開始する。伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)・田中道子魔裟斗千賀健永(Kis-My-Ft2)の出演も発表され、4名からのコメントも到着した。

建築アイドル・伊野尾慧や芸術系アイドル・千賀健永らが現場へ潜入


年間、70万を超える建造物が解体されている「解体王国」ニッポン。しかし、国土が狭く世界でも有数の地震国である日本では、「隣のビルとの隙間が数センチ」、「耐震構造の頑丈な躯体」、「周囲や環境への騒音・振動などの配慮」など数々の難関が立ちはだかる。それを乗り越えるべく日本の解体技術は独自の進化を極め、今や世界一とも言われるまでになった。そんな世界一の解体職人たちが挑む、“バブル期に建てられた凝ったデザインの高層ビル”や“海中の建造物”など「難攻不落の解体現場」に潜入する。

そんな解体現場に足を運ぶのが、明治大学で建築を学んだ“建築アイドル”伊野尾慧。去年、超難関の一級建築士に見事合格した俳優の田中道子。元K-1チャンピオンで、若い頃、解体現場で働いていた経歴の持ち主・魔裟斗。解体現場から出る廃材でアート作品を作るのが目標という芸術系アイドル・千賀健永

ある現場では、重機の達人が巨大なアタッチメントをミリ単位で操作しながら巨大建造物の解体に挑み、築400年を超す重要文化財の寺社では、文化財保存技術の専門家と熟練 宮大工がタッグを組み、ほとんどの部材をそのまま利用して再生させる超難関ミッションに挑む。ドローンやタイムラプス撮影を駆使し、大迫力かつ繊細な日本の技術力を浮き彫りにする。

4月5日(水)放送の第1回は、日本が誇る建築家・黒川紀章が設計した中銀カプセルタワービル。「取り外し可能なカプセルハウス」を積み上げた、唯一無二の構造が特徴で、世界中から愛された日本が誇るデザインビル。建設から半世紀がたち、老朽化が進んだことから、惜しまれつつも解体されることが決まった。しかし、いざ解体するとなると他に類を見ない構造が解体業者を悩ませていくことになる。

中銀カプセルタワービル(C)NHK


伊野尾慧コメント「職人さんたちの想いや驚きの工法をぜひ見てほしい」


初回放送で取り上げる「中銀カプセルタワービル」の取材を行いました。世界中の人々から愛された昭和の名建築なので正直、解体するのはもったいない、とも思いましたが、解体するとなったときに、他に類を見ない建物をどう解体するのか、その興味がでてきました。

今回はただ解体するのではなく、保存もしていかなくてはならないので、非常にデリケートな解体工事でしたが、職人さんたちの想いや驚きの工法をぜひ、見てほしいなと思います。

【写真】伊野尾慧が潜入した「中銀カプセルタワービル」(C)NHK