AKB48小栗有以、アイドルと俳優の“二刀流”へ「グループへの貢献にもつながると思う」

小栗有以撮影:山田健史

「仮面ライダーアギト」(2001年)から「仮面ライダージオウ」(2018年)まで主役ライダーのスーツアクターを務め、“Mr.平成仮面ライダー”の異名を持つ高岩成二の初の“顔出し主演作”として話題となった「グッドモーニング、眠れる獅子」。その待望の続編「グッドモーニング、眠れる獅子2」(4月12日[水]よりLemino・ひかりTVで配信)のヒロインを務めるのが、AKB48の小栗有以だ。小栗といえば、2022年には「恋に無駄口」「教祖のムスメ」「パパとムスメの7日間」と次々にドラマへ出演した他、バラエティー番組「ラヴィット!」(TBS系)では“ファミリー”入り、2023年にも舞台「オッドタクシー 金剛石は傷つかない」で主演を務めるなど、個人での活躍も目覚ましい。そんな彼女に、同作品の撮影エピソードや今後の展望、グループへの思いなどを語ってもらった。

歴代ライダーの方が集結するのは「眠れる獅子」ならでは


――今作への出演が決まった時の心境はいかがでしたか?

前作を見て「アクションがすごい!」という印象がありました。仮面ライダーのスーツアクターをずっとされていた高岩さんと、今までの歴代ライダーの方が集結するのは、この「眠れる獅子」ならではなんじゃないかなと思います。仮面ライダーにあまり詳しくない私でもすごく面白く見られたので、そのヒロインをさせていただけるということはすごくうれしかったです。

――今回、小栗さんが演じた役柄について教えてください。

私が演じた朱音は一流料理人を目指しているんですが、気が強くて負けず嫌いな女の子です。「下町にいるような、江戸っ子な雰囲気の女の子」と坂本浩一監督から伝えていただいたので、「江戸っ子ってどういう感じなんだろう?」とインターネットで調べて、自分の中でかみ砕いて演じました。

「おっさん」というワードがすごく出てくるんですが、その「おっさん」をいかに自然に、下町の子の言う親しみやすい感じで言えるか、すごく研究しました。それから、料理人の役として料理に慣れた手つきも練習しました。

小栗有以撮影:山田健史

演じたことがきっかけで料理に興味を持つように


――シリーズ2作目からの参加ということでしたが、現場にはすぐに慣れましたか?

すごく雰囲気が良かったです。お芝居が始まればしっかりと皆さん現場に入るんですけど、それまでは坂本監督も冗談を言ったりして、すごく場を盛り上げてくださったので、すぐに溶け込むことができました。高岩さんともたくさんお話できました。

――小栗さんご自身の料理事情についても聞かせてください。

以前は料理をする方ではなかったんですが、このドラマをきっかけに食材の切り方など基本的なことから、普段の料理では使わないようなフランベなどのおしゃれな料理の仕方まで、いろいろと教えていただいたので、料理により興味を持つようになりました。最近はオムライスとか、きんぴらごぼうとかチヂミとかを少しずつ作るようになりました。

小栗有以撮影:山田健史

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