グローバルボーイズオーディション番組「BOYS PLANET」(毎週木曜夜8:40~、ABEMA SPECIAL2チャンネル)の #7が、ABEMA SPECIAL2チャンネルにて3月16日に日韓同時、国内独占無料放送され、51名の生存者に与えられた二度目のミッション「デュアルポジションバトル」の後半戦で、ステージに上がるまでのさまざまな困難から、レジェンド級のステージまで、いろいろな表情を見せる彼らに注目が集まった。
「BOYS PLANET」は、少年たちがグローバルデビューを懸けて、さまざまなミッションとコンテストをとおして成長していくオーディション番組で、本プロジェクトの始動にあたり、韓国をはじめとするアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東など84の国と地域からの応募があり、そのなかから厳選された参加者が、韓国人参加者のみで構成されるKグループと、韓国以外の国の参加者で構成されるGグループで、し烈なデビュー競争をくり広げていく。
「デュアルポジションバトル」は、ボーカル&ラップ、ボーカル&ダンス、ラップ&ダンスのふたつのミッションを担当し、競う、ハイレベルなバトルミッションで、KグループとGグループの対決形式だったこれまでとは違い、両グループのかき根を超えて計12チームが結成され、パフォーマンスを披露していく。
日本人の拓斗(TAKUTO)と大翔(HIROTO)、リッキー、オ・ソンミン、マー・ジンシャンが参加するCrushの「Rush Hour (Feat. j-hope of BTS)」を披露するチームは、ステージに上がるまでにさまざまな苦悩があった。
「時間がない」とあせるマー・ジンシャンと頻繁にふりつけを変えたがるリッキーが対立する。おたがいに“成功したい”という気持ちが、完璧なパフォーマンスをしたいか、ふりつけで違いを見せたいかで意見が食い違い、マー・ジンシャンがリッキーに対して「ふりつけをずっと変えることが、一生懸命やるってことなの?」ときびしく批難する。そして、チームがまとまらず、練習ができない状況に最年少の拓斗は、「ずっとこうしていたら、どうやってうまくなれっていうんですか…」と泣き出してしまうなど、なかなか統制がとれない状況が続く。そのまま迎えたリハーサルも「盛りあがらないのは、自分たちが盛りあがってないからだと思う」と酷評され、それを受け、5人は宿舎で話しあいの場を設けた。
元TO1のソンミンは、「(元々いたグループを)抜けて、ここに来ました。僕は、もしここで落ちてしまったら、アイドルを続けることができません。ふたりがけんかする時、僕は自分の人生がゆれ動くような感じがしました」、大翔も「僕もサバイバルは3回目です。これでできなかったら、アイドルはあきらめなければなりません。だから本当にうまくやりたいんだけども、けんかばかりしているから…」と神妙な面持ちで本音を打ち明ける。メンバーの想いを聞いたマー・ジンシャンとリッキーは、「みんなでがんばりたい」「本当にごめんなさい」と謝罪し、ようやく心を通わせ、本番のステージへ向かう。途中、ダンスがそろわない場面があったものの、リハーサルからは見違えるようなチームワークを見せ、会場を魅了した。
さらに、チャ・ウンギ、イ・ドンゴン、ジャン・シュアイボー、ツァイ・ジンシンが参加するTWICEの「Feel Special」を披露するチームでは、レッスン中、ふりを覚えていないジャン・シュアイボーを見たスターマスターは、中止を指示し、「私は、(ダンスを)やりたくない人を教えたくはない。やる気のない人は教えたくない」ときびしく指摘する。さらに歌詞をまったく覚えていない4人は、「どうしよう…これは、もうダメだな」「へたを通り越して、聞くにたえない」「この状態で君たちをステージに上げるのは、僕にとっても、この番組にとっても恥」とあっけにとられた様子で、またこのチームには、ふりつけができるメンバーがおらず、絶望的な状態に、ウンギが名乗りを上げ、ふりつけも、サビの歌唱もこなし、さんざんな結果となったリハーサルも「ウンギは本当にがんばってる」とねぎらいの言葉をかけられるも、チームとしての評価はどん底となり、スターマスターから「全世界が君たちの姿を見ているよ。準備ができていなかったら、不安じゃない?」と訴えかけがあるも、「ただごとじゃない」と考えているウンギと、「どんな内容かわからなくて同意したこともないし、仕方ない」と開き直っているジャン・シュアイボーがおり、このままどうなるかと思われたステージは、明るくも切ない絶妙な曲の世界観を表現し、サビをひとりで歌い切り、歌詞を大事に歌うウンギの姿勢に「真心が感じられる」と泣きそうな表情になる。
ステージに上がるこの日まで、彼らを叱咤激励してきたスターマスターは、ステージが終わると「本当に熱いものがこみあげてきた」「とても意味のあるステージになった、期待以上にやってくれた」と評価するなか、1位を獲得したのはジャン・シュアイボーで、この結果には、練習生たちもザワつき、またウンギもなんとも言えない表情で点数を見つめていた。
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