新祐樹“タケミチ”、狩野翔“千冬”らと「聖夜決戦編」の名シーンを回顧<東京リベンジャーズ>

2023/03/27 16:51 配信

アニメ 会見

「『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編」の名シーンを回顧した新祐樹、狩野翔、畠中祐、杉田智和(写真左から)(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会

3月26日に東京・東京ビッグサイトで開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2023」のBLUE STAGEでの「TVアニメ『東京リベンジャーズ』愛仁夢邪藩須辺謝留素手恵慈(AnimeJapanスペシャルステージ)」に、花垣武道(タケミチ)役の新祐樹、松野千冬役の狩野翔、柴八戒役の畠中祐、柴大樹役の杉田智和が登壇した。

東卍、黒龍の特攻服を着て登場


現在TVアニメ「『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編」(毎週土曜深夜2:08-2:38ほか、MBSほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)が放送中。新と狩野は東京卍會の黒の特攻服を、畠中は八戒が着ていた白の黒龍(ブラックドラゴン)の特攻服、杉田は大寿が着ていた赤の黒龍の特攻服を着てステージに登場した。

自己紹介を行い、新は今回のステージタイトルが「AnimeJapanスペシャルステージ」を当て字で“愛仁夢邪藩須辺謝留素手恵慈”と表現したと説明。AnimeJapanで「東京リベンジャーズ」のステージが行われるのは初めてということと、新自身もAnimeJapanが初めてであることを伝えた。狩野もAnimeJapan初参加ということで、来る時に道に迷ったことを明かして場を和ませた。

「聖夜決戦編」もクライマックス直前ということで、第25話「It is what it is」から現時点での最新話・第36話「Last order」までの中で、4人それぞれが最も印象的なシーンを挙げてトークを展開。

大寿役の杉田が選んだのは第28話「Family bonds」の柴家の幼少期のシーン。大寿、柚葉、八戒がなぜ今のような形、力関係になったのかが分かる重要な情報が込められているシーンだからというのが選んだ理由だそうで、憎しみだけではなく“こじれた家族愛”も感じたという。

八戒役の畠中が選んだのは第32話「Strive together」で柚葉が母親に抱き締められるシーン。「聖夜決戦編」の中で最も苦しかった人“柚葉”が最後にやっと愛を享受されるシーンをチョイスした。

新祐樹(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会

それぞれが選ぶ「聖夜決戦編」の名シーンに納得


千冬役の狩野は第30話「Whip up morale」の千冬と場地のシーンを挙げた。タケミチに“未来から来た”と打ち明けられるシーンと迷ったというが、原作にないアニメオリジナルシーンのこちらを選択。場地へのリスペクトの気持ちがより強くなった場面ということで、千冬にとっても大きなターニングポイントだったと言える。

タケミチ役の新は、第32話「Strive together」の教会の中でタケミチや東卍のメンバーが八戒の“弱さ”を受け止めるシーンを選んだ。「聖夜決戦編」のいろんなところを全部東卍が優しく受け止めたからというのを選んだ理由だそう。

印象的なシーンが多く、挙げ始めるとキリがないほどだが、挙げられたシーンはどれも4人とも納得。「聖夜決戦編」がどんなふうに決着をつけるのか気になるところだが、話数を重ねてきた経験や気持ちのようなものが最後には全部意味があることとして、見たいものがそこにある結末になるんじゃないかということを杉田が示唆し、さらに期待値を高めた。

◆取材・文=田中隆信