俳優の甲斐翔真が3月27日、都内で行われた「甲斐翔真 2023-2024年カレンダー」(アミューズ)発売記念イベントに参加した。
帝国劇場で夏に上演される「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」でクリスチャン役が決まっている他、上演中のミュージカル「RENT」でロジャーを演じている甲斐。
2022年のカレンダーではプリンス感漂う青年になりきり、優雅な休日を過ごす様子を四季折々で追いかけた「ショーマの休日」を描いたが、今回のカレンダーは、日本を飛び出し全編ニューヨークで撮影。ミュージカルの本場・ニューヨークで、日本では見ることのできない学びや生活を切り取った、異国情緒溢れた“青年”ショーマの姿を収めている。
また、ミュージカル作品を彷彿させるシチュエーションや、ニューヨークの街に溶け込むファッショナブルな衣装、ヘアメークなど、甲斐のさまざまな表情が披露されている。
イベント前に行われた囲み取材で、ニューヨークに対して漠然とした憧れがあったと明かした甲斐は「エンタメ業界の世界の中心であるところに実際に行って、文化に触れたい、勉強しに行きたいと思った」とニューヨークで撮影を行った経緯について話した。
撮影を行った際には「日本では派手過ぎて、悪目立ちしてしまいそうなセットアップを着ていても、いろいろな人から『その服かっこいいね!』と褒められ、ニューヨークってこういう街なんだ、負けていられないなと思うくらい衝撃を受けた。僕より派手な人がいっぱいいて、みんなキラキラしていた」と、現地で目の当たりにしたニューヨークへの印象についても言及。
また、報道陣に滞在中の印象に残っているエピソードを聞かれ「イタリア料理屋に行ったらBTSに間違えられた。本気かは分からないけど、冗談だとしてもうれしかった」と笑顔で語った。
さらに、「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」についての話題も。「ミュージカルショックというよりカルチャーショックを起こしたい。ミュージカルを見たことない人でも、見ることによってその人の世界を広げられるように、一公演ずつ大事にショーをやっていきたいなと思っているので、ぜひ劇場に来てください」とアピールし、イベントを締め括った。