俳優の山本耕史と小関裕太が3月27日、都内で行われた映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」大ヒット御礼舞台あいさつに出席。山本が体作りについて熱弁した。
本作は、『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの伝説(レジェンド)ネコ“プス”を主人公として生まれた映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。プス役を山本、冒険仲間となるネコに変装したイヌのワンコ役を小関が演じる。
キャラクターのギャップが魅力のひとつでもある本作にちなみ、イベントでは自身のギャップについてトークが展開。体つきの話になると山本は「細く思われているのであれば、実は俺ガッチリしてるんですよって言おうと思った」としながら「もう(自分が)ガッチリしてるということとしてみんな認識しているんだったら、こう見えてまだ細いと思ってるんですよ」と告白した。山本が「まだやりようがある」と口にすると、小関は「かっけえ!」と声を上げていた。
小関が山本に「マッスルの極意」を聞くと、山本は「食7、トレーニング3くらい。食事で全部体はどうにでもなります」と回答。続けて「『痩せたいんです』とか言うけど、痩せるのにはお金がかからない。だって食べなきゃいいんだから。でっかくする方がお金がかかるから、『痩せたいんですけど』っていうのが俺は意外と不思議」と話し「お金を使ってるから太っちゃってる。マインドの変換をするといろんなことが見えてくる。自分に足りないものはないか」と持論を展開した。
山本は「ひとつだけアドバイスします」として話の最後に「今日帰ったら1回だけ腕立て伏せしてください。これでいいんです」とアドバイス。続けて山本は「100回やってください、って言ったら『きついな』って思う。1回だったら結構できますよね、ずっと」と語り「むしろ自分で『もう1回できるかも』って負荷を自分で上げられる。運動というのは自分で負荷を上げられるくらいの負荷でいいです」と熱弁。会場からは大きな拍手が巻き起こっていた。
◆取材・文=山田果奈映