俳優の小関裕太と山本耕史が3月27日、都内で行われた映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」大ヒット御礼舞台あいさつに出席。自身にとってのヒーローを明かした。
本作は、『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの伝説(レジェンド)ネコ“プス”を主人公として生まれた映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。プス役を山本、冒険仲間となるネコに変装したイヌのワンコ役を小関が演じる。
作品にちなみ「自身にとってのヒーロー」の話題になると山本は「ドラゴンボール」の悟空の名前を挙げ「完璧ではないじゃないですか。強くて頭が良くて、かっこよくて…っていうのではなくて、どこか抜けていて安心させてくれるけどピンチに強い、っていうか。全部持ってますよね、ヒーローとしてのカリスマ性を」と回答。ギャップを持っているヒーローに惹かれると話し「(悟空は)とりあえず戦闘力すごいですからね。それなのにあの優しさですよ。素晴らしい!」と語った。
一方、小関は「幼稚園生くらいのときにリアルタイムで見ていた戦隊モノのブルーをやっていた照英さんが僕の小さい頃のヒーロー」と回答。小学1年生の頃から芸能活動をしていた小関は、有名人に会ってもあまり驚くことはなかったというが「1回NHKでトイレに行ったら隣で照英さんがいて。そのときは震えました」と告白。「話しかけちゃって、おしっこしながら(笑)」と興奮気味にエピソードを明かし、会場の笑いを誘った。そのときは「見てました」としか話しかけられなかったとも振り返り「すごく印象深くて」と懐かしんだ。
山本は照英について「すごい優しい人ですよ」と言い「子どもの頃に見たヒーローってずっと残ってますよね」とコメント。その後も何度も「照英さん」と口にする小関に山本は「戦隊のブルーじゃなくてもう照英さん(笑)」とツッコんでいた。
◆取材・文=山田果奈映