高橋文哉×桜田ひより 映画『交換ウソ日記』クランクアップ「瀬戸山潤として残せるものは、全てスクリーンの中に」

2023/03/28 12:00 配信

映画

映画「交換ウソ日記」でクランクアップを迎えた高橋文哉と桜田ひより(C)2023「交換ウソ日記」製作委員会

高橋文哉主演、桜田ひよりがヒロインを務める、7月7日(金)公開の映画「交換ウソ日記」がクランクアップを迎え、コメントと写真が到着した。

学校イチのモテ男子と不器用なヒロインのウソから始まる恋


原作は、シリーズ累計発行部数50万部を突破した櫻いいよ氏による同名タイトルの青春小説。携帯小説サイト「野いちご」で配信が始まった同作は、2017年に文庫化された。2020年にTikTokで話題になったのをきっかけに、シリーズ化、ジュニア文庫化、コミカライズ化もされている。

初の映像化で、学校イチのモテ男子、瀬戸山潤(せとやま・じゅん)を演じるのが高橋。今回が恋愛映画ヒロイン初挑戦となる桜田が、瀬戸山とは真逆に、つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン・黒田希美(くろだ・のぞみ)を演じる。

物語は、「好きだ」と学校イチのモテ男子・潤から突然届いた交換日記から始まる。でもそれは、親友宛のものだった。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことを言い出せないまま、ついやりとりを続けてしまう希美。彼を知って惹かれていく一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていく。ウソから始まる“すれ違い”ラブストーリーだ。

クランクアップを迎え、高橋文哉&桜田ひよりのコメントが到着


恋愛映画初主演となった高橋は「主演として瀬戸山の役と向き合ってきましたが、充実していたのですごくあっという間に過ぎていきました」と密度の濃い撮影期間だったとしながら、撮影現場の雰囲気については「本当に最高だと思います!キャストの皆さんは、年齢が近くて和気あいあいとしてましたが、そこにスタッフさんも入ってきてくださって、一丸となっている感じがしました。その雰囲気だからこそできた表情やコミュニケーションが間違いなくありました」とコメント。また、桜田については「こっちの方がキュンとするかな、こっちのセリフの言い回しの方がいいかななど、色々相談できて良かった」と、共演シーンを相談しながら作り上げていったことを明かした。

桜田も「毎日が山場のシーンを撮っているかのような感覚で、あっという間の1カ月でした」と充実した撮影期間を振り返りながら、自身が演じた希美という役については「交換日記の中では(親友で瀬戸山が想いを寄せる)江里乃のふりをしつつも、希美として瀬戸山くんと会った時には本当のことを打ち明けられない複雑な気持ちや葛藤をどう表現したらいいのか、手探りで考えていました」とコメント。

印象に残っている撮影については、二日間みっちり練習を重ねた球技大会のシーンや、放課後のカラオケに学校行事など、高校生の日常らしい場面を挙げ、「他愛もない話をしたり、ふざけて笑い合ったり、本当に学校生活を送っているかのような感覚でした」と和気あいあいとした温かい撮影現場だったことを笑顔で語った。

最後に、高橋は「素敵な共演者の皆さんとスタッフの方々で作り上げた最高の映画です。瀬戸山潤として残せるものは、全てスクリーンの中に落とし込みました。是非最高に期待して楽しみにしていただければと思います」と話し、桜田は「自分でも新しい発見がたくさんあって、この撮影期間本当にキラキラ輝いていたので、そのキラキラが皆さんの目の中に映し出されることを期待しています!」と本作の公開に向けて意気込みを語り、春を感じる頃のクランクアップとなった。