【漫画】先輩に一目惚れした後輩男子と“男前すぎる”先輩女子に反響「好きすぎてつらい」

2023/04/07 18:30 配信

芸能一般 インタビュー

先輩の男前すぎる言動に悶える…文之助さんの『本気には本気でこたえてしまうタイプの男前。』が話題画像提供/文之助さん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、文之助さんの漫画「本気には本気でこたえてしまうタイプの男前。」だ。

過去に17万以上のいいねを集め、多くの反響を呼んだ「思った以上に男前だった話」の続編として描かれた本作。後輩男子が一目惚れした先輩に猛アタックする様子が描かれており、作者の文之助さんが2月25日、3月11日に続編を公開したところ、累計20万件を超える「いいね」が寄せられ話題作となっている。この記事では、文之助さんにインタビューを行い、創作の背景やこだわりについて語ってもらった。

一途すぎる後輩男子にかけた“男前すぎる”一言がたまらない

『本気には本気でこたえてしまうタイプの男前。』より画像提供/文之助さん


見知らぬ後輩男子からいきなり告白され、「これから毎日先輩に愛を伝えに行きますね!!」と猛アタックを受けたことに少し煩わしさを感じていた先輩。そんな悩みをクラスメイトに相談していると…ある男の子を中心に周囲がざわついている。

よく見ると、先日告白してきた後輩男子・矢野が他の女の子にチヤホヤされているのだ。ただの女たらしだったのかと冷めた目で通り過ぎようとすると、矢野は「あの…すいません 俺、一目惚れした人を探してて…」と打ち明けている。見かねた先輩は「待ってたよ」と矢野の腕を掴み、人気のないところに連れて行くのだった。

「からかうなら他をあたってくれる?」と強気な先輩だったが、「じゃあ先輩一択です」と矢野はここでも猛アタック。いつでもブレずに愛を伝えてくる矢野に対し、先輩がかけたまたも男前すぎる一言とは…。

Twitter上では「好きすぎてつらい」「2人が幸せになるところまで見届けさせてください」などといった声が多く寄せられた。

「その投稿だけを見たとしてもちゃんとキュンとできるように」作者・文之助さんが語る漫画制作の裏側

『本気には本気でこたえてしまうタイプの男前。』より画像提供/文之助さん


――『本気には本気でこたえてしまうタイプの男前。』は、先日17万以上のいいねを集めた『思った以上に男前だった話』のスピンオフのようにお見受けします。もともとスピンオフを描く構想はあったのでしょうか。

もともと描くことは想定していなかったのですが、「思った以上に男前だった話」をSNSに投稿した際に、思いのほか「続きが読みたい」などのお声が多かったため、描くことに決めました。

――本作では、一途に先輩を想う矢野と男前すぎる先輩・藍の男女が逆転したような関係性が印象的です。それぞれのキャラクターはどのように生み出されたのでしょうか。

「思った以上に男前だった話」を描いた時、まずストーリーを考えていたのですが、このストーリーに合う人物はどんなキャラクターかな、と想像した時に、藍と矢野が生まれました。スピンオフでは、より藍の男前感が出るようにとブラッシュアップしようと意識しました。

――『本気には本気でこたえてしまうタイプの男前。』に続き、『言ったことについてちゃんと責任をとるタイプの男前』が続編として公開されていますが、今後も続きを期待される方が多くいらっしゃいます。これからも続編を描く予定などはあるのでしょうか。

これからも続きを描いていきたいなと思っています。これまで投稿してきた作品でキャラクターを固定することはあまりなかったのですが、今回は反響が大きかったことに加え、自分自身も藍と矢野の今後が気になるので(笑)。

――文之助さんは、本作以外にも一途な恋やキュンキュンするエピソードを多く描かれているようにお見受けします。漫画を描く上で意識していることやこだわりなどがあれば理由とともにお聞かせください。

1つの作品の中に必ず1つ胸キュンポイントを入れること、です。長編の作品を描く時には、1つの話が大きな波なく穏やかに進んでいくこともあるかと思うのですが、私は基本的にSNSに投稿することを前提に作品を描いているので、作品を読んでもらうにはその投稿だけでいかに読者の人を惹きつけることができるか、というのがとても重要だと思っています。そのため、その投稿だけを見たとしてもちゃんとキュンとできるように、というのを意識しています。

あとは、(特に)男性の顔をカッコよく描くことですね。そこにキュンとしてくれる読者がいたらいいな、と。

――文之助さんは様々なシチュエーションでの恋愛漫画を描かれていますが、どのようなところから着想を得ているのでしょうか。

空想が好きなので、日常で見かけた場面や、漫画などのワンシーンなど、もしこういうタイプの男女が立ち合わせたらどんな胸キュンストーリーが生まれるかと考えてみたりしています。(あまり空想が発展しなかったな‥と頭の中で没になるお話も多数あります)

気づいたら「これ描きたい!」と突っ走っているので思いついた段階で何がきっかけだったかはあまり覚えていないのですが、多分そんな感じだと思います(笑)。

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

いつも作品をご覧いただき本当にありがとうございます。(この記事も読んでいただいているということは相当好きでいてくださっているかと‥嬉しいです)楽しみにしてくださっている方がいるからこそ、作品を描き続けられていると強く思います。

これからも不定期ではありますがマイペースに投稿を続けていきますので、楽しんでいただけたらこれ以上に幸せなことはありません。これからもどうぞよろしくお願いします。