3月31日(金)に、出川哲朗がフジテレビの若手ディレクター陣とタッグを組んだバラエティー特別番組「出川のアニキ！」(夜0:55-2:25、フジテレビ)が放送される。出川のことを“アニキ”と慕う3人のディレクターが、それぞれ“出川哲朗の新たな魅力を引き出したい”と考えた3つの企画を実施する。収録後、出川は「こんな大変な規模でやると思っていなくてビックリ」と驚きつつ、「面白い番組と自信をもって言えます」とアピールした。
入社8年目の玉置遼ディレクターが演出する企画は、普段イジられる側の出川が自らディレクターとなって、気になる人生を送る街の人を徹底取材する「WHY!?そんな人間に!?」。「実は他人の人生にとても興味がある」「人の懐に入るのが得意」という出川が、陣内智則と共に、街中で見つけた不思議な人生を歩んでいる人の街録インタビューをいくつか見ていく。そして、その中で特に気になった“WHY人間”に、後日改めて出川が1対1で直接取材を敢行するというもの。
街録インタビューのVTRの中から出川が選んだのは2人。1人目は、5年間少女を撮影し続けている少女写真家で、現役大学生の女性。2人目は、東京・巣鴨の婦人服店で出会った18禁の漫画を描く青年。ロケを終え、出川は「ここまで1人の方の話をじっくり聞いたのは初めて」と充実感をあらわにした。
入社6年目の坪井一季ディレクターが演出する企画は、“熱々おでん”のように、出川を“オイシく”してくれる新たな料理を子供料理人が考えて振る舞う「出川哲朗が“オイシくなる”料理 ～出川専属 天才子供料理人～」。今回集められたのは、いずれもキッズ料理コンテストで入賞経験などがある3人の天才子供料理人たち。彼らには“出川がオイシくなる料理”というテーマで自由に料理を作ってもらい、その料理を出川が実食して、「味のおいしさ＋リアクションのオイシさ」という2つの視点で判定する。
同居させることが困難かと思われる2つの“オイシい”だが、天才料理人たちの大人顔負けの調理技術や、子供ならではの斬新な発想で、三者三様の見事な“オイシい料理”を作り上げていく。当初は「“おいしい”と“オイシい”が融合するわけない」といぶかしげだった出川だったが、激辛・激ニガ・激アツだけどおいしい料理の登場に「最高の2段ベッド」「カメラがなかったら抱きしめてるよ」などの名言を放ちながら、爆笑リアクションを披露する。また、アインシュタインが天才子供料理人たちのフォロー役を務める。