女優の杏が、3月28日に自身のYouTubeチャンネル「杏/anne TOKYO」を更新。「アカデミー賞授賞式の様子をお届けします【Academy Awards】」と題した動画で、アメリカ・ロサンゼルスで行われた「第95回アカデミー賞」授賞式に参加した時の貴重な舞台裏を収めた映像を公開した。
杏が出演している映画「私たちの声(原題:Tell It Like A Woman)」の主題歌「Applause」がアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされ、杏も呉美保監督と一緒に授賞式に参加することとなった。この作品は7つの短編で構成されたオムニバス映画で、その中の一つ「私の一週間(A WEEK IN MY LIFE)」で杏が主演を務めている。映画「RRR」好きを公言する杏は、「パフォーマンスを見られるのが本当に楽しみです」と浮かれ気味。
授賞式の2日前、配給会社などが実施するパーティー「Pre-Oscar Dinner」に参加。イタリアンレストランで「私たちの声」出演者のジャクリーン・フェルナンデス、プロデューサーらと合流し、食事をしつつ、おしゃべりをしたり、一緒に写真を撮ったりして交流を深めた。
そして授賞式当日、ヘアメイクを整え、ドレスを着て会場へ。車で会場に向かう途中、監督から心境を聞かれると、「今回は楽しめそうな気がする。今日は登壇というよりは応援をしに来たって感じだから、気持ちは楽なのかな」と、緊張よりは”楽しみ”な気持ちのほうが大きいと答えた。「レッドカーペットを歩くことも”予行演習”?」と言われると、「予行演習というには贅沢すぎますが、最初の第一歩。世界への第一歩ということで」と晴々しい表情で答えた。
会場に到着すると、飾られている大きなオスカー像の前で記念撮影したり、会場の雰囲気をしっかりと味わう杏。授賞式の様子は権利上映せないが、授賞式後、会場内でいろんな人と交流した様子はたっぷりと映像に収められている。
黒澤明監督の「生きる」をリメイクした作品「生きる LIVING」で脚本賞にノミネートされた小説家・脚本家のカズオ・イシグロ、今回のアカデミー賞で最も注目された映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で主演女優賞を受賞したミシェル・ヨーと記念撮影。
そして「RRR」のS.S.ラージャマウリ監督とも2ショット写真を撮り、サインもしてもらう。さらに、ラーマ役のラーム・チャランにも会えて、2ショット撮影とサイン、さらに日本のファンに向けて「ありがとうございます!」と日本語でのメッセージももらうことができた。
杏は興奮がおさまらず、「感激です! 手が震えた!ヤバい!」と喜びでいっぱいの笑顔を見せた。
コメント欄には「サインもらってピョンピョン飛び跳ねてる杏さんが可愛い」「杏さんの感激がこちらまで伝わってきました」といった声が寄せられている。
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