JAXX/JAXXが語る『UniteUp!』ウォッチパーティ「バンドって心がつながっていないと、いい音は奏でられない」

バンドって心がつながっていないと、いい音は奏でられない

JAXX/JAXX撮影=後藤壮太郎


──皆さんのチームワークを感じるエピソードで素敵です。「UniteUp!」には様々なユニットが登場する中で、JAXX/JAXXはバンドスタイルのアイドルという特徴がありますが、皆さんがバンドだからこその魅力と感じている点を教えてください。

高本 バンドって心がつながっていないと、いい音は奏でられないと思っていて。このメンバーは1人1人が一生懸命やるし、目指す方向性や志が一緒だからこそ、バンドという形が魅力的に見えるんじゃないかと思います。家族感というか、僕らの仲の良さがそのまま音に現れているんじゃないかと。

masa これです!

──完璧なコメントありがとうございます。ユニットとして、活動についての話し合いなどもしますか?

masa 「活動をどうしていこう」という話を改まってはしていないんですが、決まったルールがないからこそ話し合って、お互いのことをリスペクトしている中で自然とこの空気感になっていったという感じです。

馬越 このメンバーは「気を使って何かを言わない」ということがないメンバーで、それが良かったと思います。お互いのキャラクターのことも全部理解していないと意見を言えないので、それを皆把握しているのも大きい。

masa たとえば僕はこれまでお芝居をやったことがなくて、学さんは(俳優として)お芝居をやってきているから、基本的にはアドバイスを頂くことが多いんですけど、僕が「奏太ってこうじゃないですか」と提案すると、「確かにそうだね」と一度聞いてくれる。何でも言える雰囲気があります。

高本 「ユニットだからこういう方向性でまとめていこう」と決めると、個人の人間性が死んできちゃう。僕は人間性を一番尊重してJAXX/JAXXと向き合ってきたし、たとえばmasaはすごくピュアでまっすぐな心を持っているから、それを絶対否定しない。全員の個性を尊重しながら活動していくことを心がけています。

masa シンガーソングライターや俳優など職業も違って、自分にないものを持っている5人なので、お互いへのリスペクトがあるんですよね。

──ちなみに、「UniteUp!」には他にもPROTOSTAR、LEGITという2組のアイドルが登場します。彼らの魅力はどんなところだと感じますか?

masa PROTOSTARのいいところは未完成で、伸びしろしかない。すごく遠くにある夢に向けて道を進んでいく姿に、かわいらしさを感じるんじゃないでしょうか。

馬越 LEGITはストイック集団。プロ意識の高いメンバーが集まっているので、爆発力がある。プライドのぶつかり合いを楽しみながら見てもらえたらと思います。

香椎一澄役の馬越琢己撮影=後藤壮太郎