3人組農業ライバー・BNR、農業をエンタメとして発信する理由は「農業をもっと身近に感じてほしい」

2023/03/31 17:01 配信

芸能一般 インタビュー

イベント直後のBNR・ragonにインタビュー!


――はじめに、BNRの自己紹介をお願いいたします。

僕たちはグループで、農業を3年前から始めたBNRと申します。その中で僕は、普段MCをしながら農業を行なっています。他に2人メンバーがいまして、僕たちに農業を教えてくれた、農地を持つ6代目農家の「師匠」と「竹D」の3人組で農業を行なっています。

――「17LIVE」で収穫の様子などを配信しいるとお聞きしました。ライブ配信を始めたのはなぜでしょうか?

僕と「竹D」は全く農業の経験がなく、「農業に興味を持ってもらいたい」「お野菜を知ってもらいたい」という想いだけで活動を開始したので、初めての経験がほとんどなんです。なので、この初めての経験を、僕たちだけの経験にするのではなく、ライブ配信を見た人と僕たちの想いを共有しながら、同じステージで成長していきたいと思ったのでライブ配信を始めました。

――今回のイベント「第6回伏見みなとあかり」出演の経緯をお聞かせください。

BNRの活動をしていて、我々が育てているナスを全国の児童養護施設の子どもたちに直接届けたいと、思っているのですが、農家のシーズンとなると朝も早い、夜も遅く休みがないというのが現状で…。

どうにかして直接届けることができないか考えた時に、チャリティーコンサートを思いつきました。しかし、我々はアーティストでもないので、コンサートのみは難しいと思い、農家の強みを生かしたフェスとチャリティーコンサートを合体させた「第6回伏見みなとあかり」に出演させていただきました。

――農業をエンタメとして発信する理由をお聞かせください。

僕たちの考えている中で一番の核になるのが、「農業の素晴らしさをどのように伝えるか」です。世の中では、担い手不足だったり、土地が空いたままの状態になっていたり、問題がたくさんあります。その中で、どうしたら興味を持ってもらえるか考えた時に、ライブ配信というエンタメと農業を組み合わせたら、農業をもっと身近に感じてもらえると思ったからです。

――今後エンタメと農業をコラボさせてやっていきたいことはございますか?

僕たちが行なっている、農業とエンタメを組み合わせることが、未来の農家のロールモデルの一つになればいいと思っています。今後、「こういう農家のやり方もあるのか」と選択肢を広げていけたら非常に嬉しいです。また、全国の児童養護施設に寄付活動も行なっているのですが、おこがましいことを言おうとは思っていなくて、僕たちのような大人がいると、知るきっかけになって欲しいです。