後半戦は「Mash up Medley」と題し、デビュー前の未音源化楽曲や、山田涼介&知念侑李とのユニット・NYCのナンバーを含む6曲をメドレー形式で。中山自身も「懐かしい!」と、久々披露の楽曲をファンと共に楽しんでいた。
クライマックスには、歌詞に合わせたオレンジの光に包まれながら「息を呑むほど」を熱唱。中山が作詞に参加した日常の幸せを伝える歌詞と、中山の温かい歌声が重なって、会場を包み込む。曲を彩るようにハート型の紙飛行機が空からゆったりと舞う、とても優しい光景が会場を包んだ。
そして、本編ラストはソロデビュー曲「Missing Piece」。赤い光とスモークがステージを覆い、ドキドキは最高潮に。Jr.とダンサーを操るように歌い踊る、中山の圧倒的な存在感。ラストのサビの出演者総出で見せるキレッキレのダンスは、まさに壮観だった。
10年間の中山の思いが全て詰まった珠玉のライブ。この10年で彼が磨き上げた歌、ダンス、表現力、その全てをいかんなく発揮する中山からは、エンターテナーとしての圧倒的なパワーがあふれていて、まるでその力が伝染するかのように心が震えた。
ラストのあいさつでは「また皆さんと、ライブという形でまたお会いできますことを願って、自分も頑張っていきます」と、ファンとの再会を約束。こうして、アンコールを含め、約1時間45分の公演の濃密なステージは幕を下ろした。
取材・文=鳥取えり
M 01. In The Name of LOVE
M02. Step!!
M03. Get Up!
M04. 交差点
―INTER―
M05. Fruit
―INTER―
M06. 水の帰る場所
M07. Salty Dog
―INTER―
M08. うたかたに踊る
M09. Feeling Me Softly
M10. Friday Night~こんなミライ~(ジャニーズJr.)
M11. とことん Got It!
M12. High Five
M13. おやすみ
MC
M14. 深呼吸
M15. 貯金箱
M16.a YOLO moment
b Darkness
c よく遊びよく学べ
d NYC
e 蒼い季節
f ビリビリDANCE
g YOLO moment
M17. Squall
M18. so Crazy
M19. Butterfly
M20. 息を呑むほど
―INTER―
M21. Missing Piece
アンコール
En1. 悪魔な恋(Album Ver.)
En2. WEEKEND