コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、ブログ「よしこの夫婦日記」やTwitterにエッセイ漫画を投稿しているよしこさんの『ぶつかりおじさんの漫画』だ。街中で迷惑行為をしてくる人について描いた漫画で、よしこさんの体験談には「マジでわかる!」など共感の声が相次いでいる。2023年3月4日、Twitter上に投稿されると多くの人が注目したようで、1.2万件の「いいね」が集まった。
「私、最近 外に出たくない」という作者・よしこさんの言葉から物語はスタート。というのもよしこさんはここ数週間のうち、街中で人にぶつかられたり、カフェの注文の列を抜かされたり、態度の悪いコンビニの店員に接客されたりと、マナーがなっていない人たちにメンタルを削られていたとのこと。
パートナーである夫に相談したところ、「オレはそんなこと遭わないから、相手を選んでいるのかなァ」と返答。途端によしこさんは「ちくしょう」「高い所に登ってドラミングでもするかァ!?」と感情を爆発させる。さらに迷惑行為に遭わないために役立つスーツを考案するのだが、そのスーツというのが突飛かつかなり斬新なアイデアだった…。
よしこさんが思いついたアイデアとは“着るだけでマッチョな体系といかつい顔面になれるスーツ”というもの。彼女のユニークな発案に対して、「ホントにこのスーツ欲しい…迷惑を書けてくる人を成敗したい」「これがあれば普段のモヤモヤが解消される」などの反響が上がっている。
そんな面白アイデアを思いついたよしこさんですが、どのような経緯で『ぶつかりおじさんの漫画』を描くことになったのか話をうかがった。
――「ぶつかりおじさんの漫画」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
ぶつかられた時などはただただ嫌な気持ちだったのですが、ふと「マッチョスーツがあれば、こんなことないのかな~」と考えたら自分でも笑えてきて、そこで漫画にしてみようと思いました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
マッチョスーツの中の自分の姿が気に入っています。「マッチョだぞ」という顔と体勢を意識しました。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
実は「ドラミング」の方がマッチョスーツより先に思いついたので、夫の冷静なツッコミと併せて気に入っています。
――人にぶつかられたり、列を抜かされたりなど数多くの迷惑行為を体験されたとのことですが、作中で描き切れなかったエピソードがあればぜひ教えてください。
歩道や廊下で横に広がって歩いてる人たちが、すれ違う時に全然避けてくれない…とういうことがよくあります。強面が相手なら道を開けるだろうなと。
――よしこさん考案のマッチョスーツの実現は難しいにしても、普段から迷惑行為に遭わないために心がけていることはありますか?
なるべく人ごみは避けて行動しています。地道に筋トレもしています。
――個人的に“人の見た目によって態度が変わる人”に対して辟易することもあって同漫画には非常に共感しました。むしろ迷惑行為をできるメンタリティーが凄いとも思ってしまうのですが、よしこさんはそういった人たちに対してどのような印象を持っていますか?
余裕が無いのかなという印象です。
――今後の展望や目標をお教えください。
嫌なこともちょっとした笑いに変えられるような漫画を、楽しくコツコツ描き続けていきたいです。ブログの読者登録をしてくださる方やフォロワーさんはじめ、読者の存在がモチベです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
ゆるく楽しく更新していきますので、温かい目でご鑑賞ください。これからもよろしくお願いします!
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