女優の愛希れいかが4月はじまりのカレンダー(アミューズ)を発売。4月1日、都内でリリースイベントを開催した。
2022年は舞台「エリザベート」、ドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」などに出演、先日もミュージカル「マリー・マーキュリー」の東京公演の千秋楽を無事に迎えるなど、宝塚歌劇団退団後、多岐にわたる活躍を見せる愛希。今回のカレンダーは、カメラマン・東京祐氏を迎えて撮影。繊細かつ柔らかいタッチで魅せる、ファッションカタログのような作品が完成した。
「カメラマンの東さんは、初めてお仕事をご一緒させて貰った時に、すごく素敵な写真を撮って頂きまして。今回、カレンダーの話を頂いた時に、私の方から東さんにお願いしたいとお話をしました。ですから凄くうれしいです」と、出来上がったカレンダーを持って笑顔。「ですから、今回はテーマというより、東さんに撮ってほしいというのが先行しています」と明かした。
撮影は『エリザベート』の公演中に実施。「体がすごく絞られていたので、スタッフさんから『今なら着れるね』と言われて、普段着れないような衣装に挑戦しました」というように、かなりタイトな服を着用しているとのこと。「最初は不安だったんですけれど、すごく綺麗に撮ってくださって、面白い作品になっているんじゃないかなと思います」と、カレンダーをアピールした。
お気に入りは1月の写真。「これも、なかなか着ないような衣装なんですけれど、全体的にシンプルだからこそ、ちょっと遊んでみようとなって。私、にゃんこが好きで飼っているんですけれど、髪型を猫みたいにしたいという話になって。なんか30歳を過ぎてやりすぎかなと思ったんですけれど(笑)」とエピソードを語った。
今は猫が大好きで仕方ないという彼女。「うちの子はお利口さんで、部屋とかを荒したりとかはしないんですけれど、でも、エリザベート中は実家に預けていて離れていたんです。そうしたらなかなかご飯を1人で食べれなくなっちゃって。見ていると食べるんですけれど。だから離れて寂しくなったんだなとと思って、より恋しくなりました」と、猫と一緒にいる時間を大切にしている様子。
だが4月からはミュージカルの大阪公演が始まる。「大阪の時はちょっと離れちゃうんですよ。だからなるべく一緒にいられる環境を考えたいと思います」と、頭を悩ませていることを明かした。
◆取材・文=栗原祥光