矢吹奈子「生まれ変わってもHKT48になりたい」今後は俳優で朝ドラヒロイン目指す

2023/04/02 10:00 配信

音楽 アイドル

卒業コンサート後に囲み取材に応じた矢吹奈子※ザテレビジョン撮影

HKT48矢吹奈子の卒業コンサートが4月1日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催。9年5カ月におよぶアイドル生活に幕を下ろした。ライブ後には囲み取材が行われ、矢吹がアイドルを卒業した心境、今後のことなどを語った。

声出し解禁で「掛け声で笑顔になれる瞬間がたくさんあった」


――ライブを終えた心境は?

本当に卒業したんだって実感がやっと湧いてきました。始まる前までは「今日卒業コンサートが本当にあるんだ」っていう実感はあったんですけど、公演が終わった瞬間に緊張とかも全部解けて、「あ、今日が最後のステージだったんだ。終わった」っていう実感が急に湧いてきました。公演中はたくさん泣いてしまったりしたんですけど、今は結構スッキリしています。

――声出し解禁となったコンサートでした。

私がHKT48に帰ってきてからはずっと声出し禁止だったので、HKT48のコンサートだと何年ぶりだ? 4年ぶりとかなんですかね。やっぱり違うなって感じますね。お客さんからの熱量も今まで以上に伝わるものがありますし、その掛け声のおかげで笑顔になれる瞬間がたくさんありました。

矢吹奈子がキャッチフレーズ「私たちはおばけを倒す軍隊だ!」を久しぶりに披露※ザテレビジョン撮影


指原莉乃の来場「感謝の気持ちを直接伝えることができた」


――女性客も多かったですね。

同性のファンの方が、コンサート以外にもオンラインイベントだったり、おはなし会とかでもたくさんいらっしゃって、たまに恋愛相談とかもされるんですよ(笑)。全然分かんないんですけど。でも、他愛も無い話をしながら楽しそうに帰ってくださる方がたくさんいるので、本当友達みたいな感覚が多いのかなって思っていて、今日も客席を見ながら知っているファンの方もたくさんいらっしゃいましたし、温かい気持ちになりました。

――指原莉乃さんも駆けつけました。

私が小学6年生で入った時から親のように育ててくださった方なので。私は指原さんの卒業コンサートに出演できなかったので、その時できなかったことを今日かなえることもできましたし、感謝の気持ちを直接伝えることができて良かったなって思います。

――コンサート中に泣いてしまった中で一番ジーンときたシーンは?

たくさんあったんですけど、アンコールで出てきてスピーチする時に、ファンの皆さんに感謝の気持ちを伝える時に、ステージ上から客席を見渡してペンライトだったり、お客さんのいろんな表情を見ていたらすごくいろんな感情がこみ上げてきました。その時が一番ジーンときたなって思います。本当にこれでHKT48矢吹奈子として最後のあいさつをする場所なんだって思ったら、すごく心がギュッとなりました。