瀬戸康史が主演、上野樹里と共演するスペシャルドラマが4月7日(金)と8日(土)の2夜連続で放送決定。2人が出演するドラマ「私小説−発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由−」(7日[金]夜11:15-0:15ほか:8日[土]夜11:00-0:00ほか、テレビ朝日系)の本編から、瀬戸と上野の膝枕シーン写真が特別公開された。
本作は、映画「いま、会いにゆきます」(2004年)を生み出した小説家・市川拓司氏の小説が原作。瀬戸が主演で、発達障害を抱える恋愛小説家・伊佐山ジンを、上野がそんな夫に寄り添い続ける妻・優美を演じ、《愛のかたち》を基に《不滅の夫婦純愛が織りなす、ささやかな愛と日常の物語》を2夜連続でドラマ化。脚本は岡田惠和氏が手掛ける。
この度、特別公開された写真はピュアな夫婦愛が画面いっぱいに広がる、ジンと優美の膝枕2ショット場面から厳選した3カット。ジンが書いた小説をほほ笑みながらじっくりと読む優美、そんな彼女の膝枕に身も心もゆだねながら、最愛の妻を愛おしく見つめるジン。2人を包むあたたかい陽だまりも相まって、優しくて幸せな空気がより一層伝わってくる珠玉のシーンとなっている。
愛の言葉を世界に広めたいーーそんな純粋な思いのもと、日々筆を走らせる小説家・伊佐山ジン(瀬戸)。“恋愛小説家”として世間から大きな注目を集める彼だが、実は発達障害を抱えており、その心と体は人一倍繊細。無作為に人々から発せられる悪意に触れたりすると耐えきれず、心身共に乱れてしまうため、家からほとんど出ない生活を送っている。
そんな彼の傍らには、いつも妻・優美(上野)の姿があった。愛してやまない人と寄り添って紡ぐ、ささやかな日常ーーそれはジンにとっても、優美にとっても、かけがえのない宝物であり、人生の原動力となっていた。
そんなある日、ジンのもとへフランスの出版社から、現地での講演会と取材の依頼メールが届く。ずっと前に優美が素敵だと言っていた名所モン・サン・ミッシェルにも行くことができると知り、笑顔をのぞかせるジン。だが、遠く離れたフランスへ行くには飛行機に乗らなければならない。轟音と共に飛ぶ飛行機を想像した瞬間、ジンは極度の息苦しさを覚えて倒れてしまう。
しかし、その夜。講演会の依頼があったことなどつゆ知らず、テレビで流れたモン・サン・ミッシェルの映像を見てうっとりする優美の姿を、ジンは目の当たりにする。自分のせいで旅行にも行けない優美。その心に思いを馳せ、胸を痛めたジンは突発的に、フランスの出版社からの依頼を受けることを決意。
ジンにとって飛行機での移動は大きな負担となるため、優美は断った方がいいと考えるが、ジンは「優美とフランスに行きたい」と言い、快諾の返事を送ってしまう。