西島秀俊が、4月3日に東京駅で行われた「麒麟百年」ブランド誕生記念の「麒麟百年」新幹線の出発式に登壇した。
東京駅の新幹線ホームに登場した西島は、「僕自身も、100年はちょっとおこがましいですけど、同じように日々を積み重ねて、研鑽を続けていって、その先の未来に繋げていきたいと思います」と「麒麟百年」に共通する思いを伝え、「100年先も愛されるブランドに向かって、麒麟百年、出発!」と号令をかけた。
そのまま「麒麟百年新幹線」に乗り込んだ西島は、車内で囲み取材に応じた。「麒麟百年 極み檸檬サワー」を飲んだ感想を聞かれると、「初めて飲んだ時はとても驚きました。味わいの濃密さと口当たりの爽やかさ、でも飲み終わるとまた飲みたくなる。本格派で高級な、ゆっくりと飲みたくなるレモンサワーだと思います」と答えた。
本商品が集大成的な作品ということで、西島自身が“集大成”と呼べる作品に出会えるまで、どんなふうに演技に向き合っていきたいかと聞かれ、「集大成ということは、それまでの日々の積み重ねがあってのものだと思うので、同じように、僕の仕事であれば、目の前の仕事に真摯に向き合って、その先にもし大きな、これまでやってきたこと全てが必要になる作品が生まれた時が“集大成”というタイミングになるのかなと思っています」と自身の考えを伝えた。
ブランド“誕生”にちなんで、これからやってみたい新しい“誕生”や“出発”は?という質問には、「ありがたいことに、ここ数年、今までのイメージと違う役をいろんな監督がオファーしてくださって、“これまで見たことない役柄を見てみたい”というワードは打ち合わせでもよく出していただいてます。実際、僕自身もこれはチャレンジだな、新しい試みだなと思うことも多いので、これからも続くんじゃないかと思っています。僕は下積みも長かったので、キャリアの割には本数も多くないですし、これからどんどんチャレンジしていきたい役があります」と意気込みを語った。
“100歳を超えても俳優業をやっていきたいか”と聞かれると、笑いながらも「もちろん100歳を超えてもお話をいただければぜひ続けていきたいと思います。いくつになってもオファーしていただければ、俳優としてその場に立ち会っていきたいと思います」と答えた。
さらに“100歳でどんな役をやってみたいですか?”と畳み掛けられ、「僕から見て先輩の俳優さんが、実人生が役と同じくらい、またはそれ以上劇的で大きな出来事があって、いろんなものを感じる人生を歩んでいるような気がしていて、自分もそんな人生を歩んで役に投影していきたい」と答えた。
西嶋が出演する新TVCM「麒麟百年 極み檸檬サワー 百年の道のり」篇は4月4日(火)より全国で放送開始。
◆取材・文=田中隆信