日本中の子どもたちに “愛”と“勇気”を届け続ける「アンパンマン」の劇場版最新作となる、映画「それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!」が7月1日(土)に全国公開を迎えるのを記念して、6月25日に完成披露親子試写会が行われた。
舞台あいさつでは、アンパンマンとばいきんまんの掛け合いにより、今回ゲスト声優を務めた多部未華子、キャイ~ン・天野ひろゆき、ウド鈴木が登場。そして、もちろん29年アンパンマン・ばいきんまんの声を務める戸田恵子、中尾隆聖も登壇し、さまざまなトークを展開した。
メインゲストキャラとなる・ブルブルの声を担当した多部は、本作に参加した感想を「誰もが知っている作品で、ブルブルを演じているときに幼少期から見いていた作品で、自分の声を録るというのは不思議な感覚で、とても光栄な作品に参加できてうれしいです」と弾ける笑顔を見せる。
ブルブルの父役で、念願の参加となったキャイ~ン・天野は「アンパンマンミュージアムに行く仕事の際に、映画の関係者も来ていたので、遠回しに僕にも子どももいるしちょうどいいんじゃないかな、などと周りに言っていた草の根運動のおかげで、念願のアンパンマンに参加できることになりました!
そうしたらなぜかウドちゃんも一緒にすることになっていました(笑)」と、“計算”がうまくいったことを報告。
一方、「アンパンマンに憧れて芸能界に入った」と豪語する、相方のウドは「アンパンマン師匠がいて、今がありますので、頭が高くてすみません!とアンパンマンに土下座するウドさん。
アンパンマンのアニメ放送開始の1989年に僕はこの芸名を頂き、多部さんもこの年に生まれ、3者がこの時代に生まれましたね! ばいきんまんは師匠ではなく、会長です、ばいきんまん会長です、皆さん大好きです!」と、アンパンマンとの共通点や愛について語った。
また、長年アンパンマンを演じてきた戸田は「今年は多部さんとキャイ~ンさんをゲストに迎え、多部さんはかわいくりりしい声ですてきに演じていただきました。キャイーンさんは…ありがとうございました(笑)。とてもユニークな役で、すてきな作品になりました」と、ゲスト陣を歓迎(?)した。
映画に出てくる、勇気が出なくて怖がりなブルブルのキャラクターにちなみ、それぞれ一歩踏み出してチャレンジしたことを語る場面も。
多部は「パンを作ってみたいです。生地から発酵させてと時間がかかるので挑戦してみたいな、とアンパンマン見てて思いました。ぜひあんぱんを作りたいと思います」と語れば、天野は「意外と思われるかもしれませんが ダイエットに挑戦したいですね。何度か挑戦してるのですが成功していないので、また挑戦したいと思います」と意気込む。
さらに、ウドは「ホットパンツを履いてみたいです! (B'zの『ZERO』を歌いながら)B'zの稲葉(浩志)さんのように太もも出していきます!」ノリノリで語り、戸田は「将棋のことが話題になっていると、やったことないなと思いましてチャレンジしてみたいですね。
私経験してないなと思うことはまだまだあるので挑戦してみたいですね。ウドさんは将棋をしたことがあるようで『やったことはあるのですが、勝ったことはないです!』とのウドさんに対し、ウドちゃんができるなら私もできそう!」と、将棋に対しての意欲が湧いたようだ。
また、ばいきんまん役の中尾は「スカイダイビングですかね。もう私は、年齢制限に引っ掛かってしまうのですが、やってみたいですね!」と明かすと、キャイ~ンはお仕事で、多部&戸田はプライベートでスカイダイビングの経験者であることが発覚。
それを受け、戸田は「飛ぶ気持ちが分かるための役作りで、来年のここの舞台に来るまでには挑戦しましょうよ!」と、中尾に勧めていた。
最後は双子デュオのドリーミングを迎え、会場の親子たちと共に「アンパンマンのマーチ」を大合唱。ゲストも観客も元気100倍の盛り上がったイベントとなった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)