永野芽郁「いまだに大事な時には見ます」自身に影響を与えた映画は『最高の人生の見つけ方』

2023/04/04 19:32 配信

映画 会見

永野芽郁が「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」に出席※ザテレビジョン撮影

永野芽郁が、4月4日に都内で開催された「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」に出席。渡辺謙と共に、自身が出演した「ワーナー・ブラザース」作品についてや、映画館の思い出、影響を与えた映画などについて語った。

4月4日に創立100周年


ワーナー・ブラザースは、1923年4月4日にハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟によって設立。革新的かつ絶大な影響力のあるスタジオとして、「ハリー・ポッター」シリーズやDCユニバース作品など世界中の人々に愛されるエンターテインメント作品を100年にわたって提供してきた。

「ワーナー・ブラザース」作品では、近年「母性」や「そして、バトンは渡された」などに出演し、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞、優秀助演女優賞を受賞している永野は、スリットの入ったワンピース姿で登壇。

「本当にこのような記念すべき会にお招きいただきまして大変光栄に思います。本日は大先輩がお隣りにいらっしゃるのでちょっと緊張しているんですが(笑)、最後までよろしくお願いします」と、隣りに並んだ渡辺に恐縮しながらあいさつ。

渡辺は「僕は朝ドラ(半分、青い。)見てました!」と話すも、2人は今回のイベントが初対面。あらためて印象を聞かれるが、永野は「すごいですよね~!すごいです…」と言葉にならない様子で、すかさず渡辺が「娘より年下だからさ…なんかね。かわいいかわいい」と、優しく語り掛けていた。

今回は「ワーナー・ブラザース」100年の歴史を名作映画とともに振り返る3本の映像を見ながらトークセッションを展開。ワーナー作品では「マトリックス」第1作と同じ1999年生まれの永野は、同作について「見ているんですよね。もちろん99年の記憶はないですけど(笑)、いまだに名作として引き継がれていくものは私たち世代でも見ているんだなと思いました」と振り返った。

「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」より※ザテレビジョン撮影

ソロ映画館デビューの思い出


そんな永野は、印象に残っている映画館でのエピソードについて「学生時代は劇場に友人と行くというのはすごく特別な出来事だったので、毎度楽しみにしていました。高校1年生の頃、初めて地方ロケに1カ月くらい行かせていただいて、その時に一人で劇場に初めて入って。すごく緊張もするし、でもやっぱり一人でもスクリーンを見ている時は、一人じゃないというか、その世界に入れているような気がして鮮明に覚えていますね」と、高校時代の“ソロ映画館デビュー”の思い出を回顧。

また、永野は自身に大きな影響を与えた「ワーナー・ブラザース」作品については「最高の人生の見つけ方」を挙げ、「『人生に喜びを見つけられるか、そして他者に喜びを与えられるか』みたいなセリフがあって、誰か自分の周りの人を喜ばせてあげることはできるのかって考えた時に、この仕事をしている自分にも響くものがあって、いまだに大事な時には見ます」と、ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマン共演の名作映画に影響を受けたことを打ち明けた。

さらに、「そして、バトンは渡された」「母性」では日本アカデミー賞の優秀主演/助演賞をそれぞれ受賞している永野。それらの作品を経て、自身のキャリアに変化があったかについて聞かれると「自分自身が変化があったと感じることはきっともう少し時間がたってからなんだろうなと。でも、やっぱり賞を頂いたりとか、たくさんの方に見ていただくことで周りの人から言葉をすごくもらうことが多くて。友人も『普段、芽郁が出ているのを見に行かないんだけど…』って言って劇場に見に行ってくれたりとか、周りの方によって頂けた賞なんだなって感じる機会は多かったです」と、あらためて支えてくれる人たちに感謝を込めた。

◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)

永野芽郁※ザテレビジョン撮影

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