『サブスク彼女』ドラマ化、紺野彩夏が本命彼女になれない主人公演じる「虚しさ苦しさを表現できたら」

2023/04/05 04:30 配信

ドラマ

ドラマ「サブスク彼女」で主演を務める紺野彩夏(C)山本中学/日本文芸社 ABC

DMM TVと朝日放送テレビによるドラマ共同企画プロジェクトの第1弾作品として、紺野彩夏主演のドラマ「サブスク彼女」(毎週日曜深夜0:55-、ABCテレビほか)が、5月7日(日)から放送開始、また同日よりDMM TVにて独占配信される。なお、同作を含め3作連続での共同企画が決定している。

ドラマ「サブスク彼女」とは


原作は山本中学による同名漫画(日本文芸社) 。なぜか彼女のいる男性にばかり好かれてしまう主人公・トモ(紺野)。都合のいいときにだけデートに誘われるが、本命彼女になれない日々の中で思いついたのが、みずから“サブスク彼女”になるということ。「好き」という言葉で自分の恋愛感情を“搾取”されずに、月額定額制の割り切った彼女になれば、恋愛に振り回されることもないのではないかと考えたトモは、SNSで同じ境遇の女性を集い、「サブスク彼女」を始める。

そんな矢先、トモは自分に一途に好意を寄せる地元の男友達・コースケから告白される。しかし、こじらせた恋愛感情が邪魔をして素直になれないトモは、コースケに「付き合おうよ。でもね、サブスクなんだ、私」と、“サブスク彼女としての契約”を提案するのだった…。

好きな人の“特別”になりたいと願う女性の本音をさらりと描く


男性の感傷的な情動(=エモさ)に一方的に浸られる恋は懲りごり、だけど好きな人の“特別”になりたいと願う女性の本音をさらりと描く本作は、恋愛の理想と現実の間で揺れ動き、悩みあがく姿が切なくもこっけいで愛おしい物語。恋に酔いしれるだけのエモーショナルな恋愛にカウンターをくらわすような、今の空気感を切り取ったストーリーとなっている。