10周年を迎えた世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2023」が3月25、26日に東京・東京ビッグサイトで開催。26日にBLUE STAGEで行われた7月スタートの新アニメ「SYNDUALITY Noir」(テレビ東京系、BS日テレほか)の新情報発表会に声優の大塚剛央、古賀葵、小林裕介、稲垣好といったメインキャスト陣が登壇。トークコーナーでは、自身が演じるキャラクターの特徴などを語った。
ロックタウンで暮らす“ドリフター”見習いの青年・カナタ役の大塚は「カナタは一人前のドリフターになることを夢見ているすごく真っすぐな人物。劇中の世界で言う昔の家電などを集めていて、それについて語る時はキラキラしている少年の心をずっと持っているような元気で明るい青年」と説明。カナタのことが好きなエリーを演じる稲垣は「真っすぐでカッコいいけど、エリーが思いを寄せていることに何で気付いてくれないんだろうって。鈍感なのかなって思っています…」と、複雑な乙女心を吐露した。
人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド“メイガス”であるノワールを演じる古賀は「とにかく謎が多いです。過去の記憶もないし、自分のことも分からない子。あまり感情を表に出さないけど、戦う時はすごくカッコいいんです」と語った。
制作スタッフから先の展開について秘密にされることが多いそうで、すご腕“ドリフター”トキオ役の小林は「ノワールのことは僕も一切分かりません。トキオについても今後すごいことがあると言われるけど、何が起こるのかは話してくれない。完全秘密状態です(笑)」と苦笑い。トキオに関しては「超一流のドリフターでオープンな性格。ジョンガスメーカーに乗って戦う時の相棒ムートン(CV:小松史法)との掛け合いが楽しい」と注目ポイントを披露した。執事感あふれるスーツ姿のムートンは独特の雰囲気を持っていて「イケオジですてき!」と、女性声優陣からも黄色い声援が。
「この子はカッコいい」と監督に言われたことを念頭に置きながら演じているというエリー役の稲垣は「初めて演じるようなキャラクターなのでとても新鮮。戦う時は強いけど、カナタのことになると急に表情が豊かになって、お姉さん的存在のアンジェ(CV:大橋彩香)に甘えたり相談したりする。そんなツンデレ属性と、妹属性を兼ね備えた最強コンボの女の子」と絶賛。
大塚も「カナタはどう思っているか分からないけど、僕個人としては好き。応援したくなる女の子です」と、熱いエールを送っていた。
アニメ「SYNDUALITY Noir」は、バンダイナムコエンターテインメント、バンダイナムコフィルムワークス、BANDAI SPIRITSによる大型SFプロジェクトのメインコンテンツ。7月より、テレビ東京系、BS日テレほかにて放送され、同時期にディズニープラスで世界独占配信予定(※中国本土を除く)。
◆取材・文=小池貴之
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