渡辺謙、永野芽郁にハリウッド映画出演を後押し「面白い話が来たらやっちゃえばいいと思う」

2023/04/04 21:24 配信

映画 会見

渡辺謙と永野芽郁が「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」に出席した※ザテレビジョン撮影

渡辺謙が、4月4日に都内で開催された「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」に出席。永野芽郁と共に、印象的な「ワーナー・ブラザース」作品についてや、映画館の思い出などについて語った。

4月4日に創立100周年の歴史を振り返る


ワーナー・ブラザースは、1923年4月4日にハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟によって設立。革新的かつ絶大な影響力のあるスタジオとして、「ハリー・ポッター」シリーズやDCユニバース作品など世界中の人々に愛されるエンターテインメント作品を100年にわたって提供してきた。

「ワーナー・ブラザース」100年の歴史を名作映画とともに振り返る3本の映像を見ながらトークセッションを展開する中で、印象に残っている映画館でのエピソードを聞かれた渡辺は「他社(配給作品)じゃマズいんだよね…?(笑)」とおどけつつ、「やっぱり僕は『燃えよドラゴン』ですね。たぶん中学生だったと思う」と打ち明ける。

続けて「(当時住んでいたのが)田舎なんで映画館がなくて、新潟の長岡という所まで電車で30分ぐらいかけて行ったんだけど、電車で映画館に行くのも初めてでした。やっぱり『燃えよドラゴン』を見た後は、みんな『アチャー!(ポーズをしながら)』ってやりますよね。友達の(ヌンチャク)を借りて練習していました(笑)。東洋人が出ていたこともありますし、子どもというか青少年にはすごい影響を与えた映画でしたね」と回顧。

「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」出席より※ザテレビジョン撮影

「硫黄島からの手紙」の意外なエピソードも


「ワーナー・ブラザース」作品では、20年前に公開された「ラストサムライ」を皮切りに「硫黄島からの手紙」や「インセプション」といったハリウッド映画などに出演している渡辺。

特に「硫黄島からの手紙」でのクリント・イーストウッド監督とのエピソードについて「『硫黄島からの手紙』の時も既に高齢だったので、朝方とかに見ると大丈夫かな?と思うくらいお爺ちゃんだったんですよ。だけど、伊原(剛志演じる西竹一)が洞窟の中で瀕死の重傷を負って、部下たちに『もう出て行け』と言って、部下たちが出て行った時にライフルで自決をするシーン。その音(銃声)の『きっかけが欲しい』と兵士(役の俳優)たちが言った時に、クリントが銃を取って立ってダーンって撃ったんですけど、それがもう『ダーティハリー』そのものでした(笑)。むっちゃ格好良かったです。見とれてましたね」と興奮気味に振り返った。

さらに、同作はわずか35日間の撮影で撮り終えたそうで「クリントの映画は(撮了が)めちゃくちゃ早いんですけど、プロデューサーは『クリントの映画の中でもこれはレコード(最も早い)だ』って言ってましたね。だから僕らだけじゃなくて、スタジオにも尊敬される監督なんだと思います」と伝えた。

「ワーナー・ブラザース 100周年記念セレブレーション・イベント」出席より※ザテレビジョン撮影

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