体操選手と自衛隊員のコントでおなじみ、松雪オラキオと武田テキサスによるお笑いコンビ・弾丸ジャッキーが12月16日（水）に初単独DVD「月面大戦争」を発売。同DVDを引っ提げて「ザテレビジョン」編集部を訪ね、掲載を直談判したが、編集部判断により掲載は見送られた。
――編集（以降：編）というわけで、本日はご足労いただきありがとうございました。
オラキオ「ちょっとおー！ 厳しいんじゃないですか!? せっかく来たのに！」
テキサス「そりゃ厳しいですよ、おれたちしずるじゃないんだから。大体、不法侵入だからね、これ」
オラキオ「でもね、このDVD、自信があるんです！ この9月に初単独ライブ『月面大戦争』を行いましたわけですよ。これがチケット即完の満員御礼でしてね、もう大成功ですよ。それで早くもDVDになったっていう。どうですか、この初物感！」
テキサス「ほんと、載せないと後悔すると思いますよ。弾丸ジャッキーといえばショートコントのイメージかと思いますが、DVDではきっちり1時間半、作り込んだネタをお見せしています」
オラキオ「弾丸ジャッキーで1時間半も、持たないんじゃないかとお思いでしょ？ 普段はパッと出てパッと引っ込むみたいなネタばっかりですからね。でも、僕ら本来はバナナマンさんやラーメンズさんにあこがれてこの世界に入ったので、作り込んだ長尺のコントもやってるんです！ まあお2組とはまったく違うことをやってますけど（苦笑）。そこまでのクオリティー求められてもアレですけど…」
テキサス「そこ弱気になっちゃ駄目！ それぐらい気合いの入ったコントを作っています！」
オラキオ「そうです！ 弾丸ジャッキーの新たな一面を知る気持ちで見ていただきたいんです！」
――編：しかし、ことしは“草食系”ブームでしたので、お2人のようなタイプは違うかなと…。
オラキオ「だぁーから、そこですよ！ 今ではなく2、3年後にどうなるかを伝えるのも雑誌の使命ですよ！ 今後、世界は混迷いたしますでしょ？ 混迷した2010年、どんな男子が必要になるか。それはたくましくて頼りになる男、そうまさに武田テキサスのような男が求められるはずです！」
テキサス「（静かにうなずく）」
オラキオ「災害が起きてもどしっと構えて対応できる、サバイバルできる男です。そこのところを見据えて言ってるのに、“草食系”って（笑）。今のものを追い掛けてどうするんですか（笑）」
テキサス「おれ、ヘビをさばけます」
オラキオ「草食系はパンク修理もできませんよ。いずれはテキサスのサバイバル術DVDを出そうかと思っていますから。テキサスはこれまで国を守ってきましたが、これからは『君を守るよ』ってね！ どうですかサバイバル男子！」
テキサス「この人といれば大丈夫なんだという安心感を与えられます」
オラキオ「まあ2週間前に振られたばっかりですけどね」
テキサス「そいつにも後悔させてやろうと！ 最近突っぱねられっ放し！」
オラキオ「それに僕もバック転のやり方を教えられますから」
テキサス「皆さん、意外とやりたいでしょ、バック転」
オラキオ「忘年会でも盛り上がりますよ〜」
テキサス「笑いは取れませんがね。わーっという声が上がるだけ（笑）」
――編：サバイバル男子なんて求められているんでしょうか？
オラキオ「大体ね、お宅の誌面には“筋肉感”が足りない！ 読者は物足りないと思っているはずです」
テキサス「弾丸ジャッキーは誌面に一番映えるコンビですから。雑誌を開いて、『あれ？ なんで体操選手と自衛隊員が載ってるんだ？』と、ひと目で分かる。なんなら表紙でもいいですよ」
オラキオ「レモン持ちます」
テキサス「絶対買うでしょ、体操選手と自衛隊員が。日本に自衛隊関係者が何人いると思うんですか」
オラキオ「あと仲本工事さんが大好きな人もね。次回、『第二次月面大戦争』を起こそうと思ってるんで、そのときはそちらから来ていただきますよ！」
――編：悔しいお気持ちは分かりますが、それだけでは…。
マネジャー「実は、ライブ会場で限定販売したTシャツが数枚残っていまして。こちらが本当に会場でしか売っていないレアな品なんです。よければこちらのTシャツと、DVDもお付けしますんで、なんとか掲載していただけませんか！」
オラキオ「お、いいぞ、もっと言ってやれ！」
マネジャー「ライブは本当に大好評だったんです！ 正直、単独ライブ3公演なんて席が埋まるんだろうかと心配したんですが、ふたを開けてみたら大盛況でした。弾丸ジャッキーの“これから”を期待させてくれるDVDなので、ぜひ皆さんに見ていただきたいんです！」
――編：そこまでおっしゃるとは…。分かりました！ 誌面は難しいのですが、webサイトでの掲載でどうでしょうか？ いやぁ、マネジャーさんの熱意に負けました。
オラキオ＆テキサス「マネジャーかい！」
（後編へ続く）
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