＜マンダロリアン＞ジャック・ブラック＆リゾら豪華キャストのカメオ出演で米国トレンド入り

マンドーがアックスらを説得

無事、問題を解決したマンドーとボ＝カターンは、アックスらに会うことを許される。しかし、彼らにとってダークセーバーを持たないボ＝カターンは従う相手ではなく、話し合いは難航し、結局、ボ＝カターンとアックスの一騎打ちとなる。本来、ダークセーバーは所持する者を倒して手に入れるものだが、ボ＝カターンはマンドーを倒す意味がないので、それを避けてきた。アックスらはそれすらも気に入らないのだ。

マンドーはしばらく2人の戦いを傍観していたが、突如、彼らを説得し始める。贖罪のためにマンダロアへ向かった際、自分が謎の生物に襲われ、ダークセーバーを一時的に手放してしまったこと。そして、その際にボ＝カターンがそのダークセーバーを使って、自分を助けてくれたこと。そのため、ダークセーバーはボ＝カターンのものとして認められるのはないか？と。アックスらはその話を聞いて納得し、ボ＝カターンを受け入れるのだった。

和解に至ったボ＝カターンとアックスらがその後どうなるのかも楽しみだが、シーズン3は全8話なので、早くも残り2話。ここに来て、数々のコメディー作品はもちろんのこと「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のクッパ役でも注目を集めているジャック・ブラック、2月に開催された「第65回グラミー賞」で「About Damn Time」が、主要4部門の一つ「年間最優秀レコード」を受賞した世界的シンガー・リゾ、そして昨年の「東京コミコン2022」で来日したことも記憶に新しい「バック・トゥ・ザ・フューチャー」“ドク”役の名優クリストファー・ロイドが出演するというサプライズはうれしい限り。

ただ、今回はみんなが大好きなグローグーの出番が少なかったので、第7、8話はたくさん登場してくれることを期待したい。

◆文＝及川静