2023/04/07 08:30 配信
――収録を終えての感想をお願いします。
高雄:なんか本当に気持ちがすごく広くなりました。いろんな考え方があるんだなと思いましたし、人それぞれの価値観を私も尊重していきたいなって思いました。
サーヤ:やっぱり僧侶の方とお話しさせてもらうのは緊張するな、っていうのはありましたね。やっぱり、なんかひとつ修業された人っていうのは…。
ニシダ:たしかにね。僕は中高一貫校の仏教校だったので僧侶の方は見慣れてはいるんですが、そのときのイヤな気持ちも同時に、やっぱりお堂に入るとよみがえってくる部分もありますし…。
サーヤ:(仏教校は)厳しかった?
ニシダ:厳しかったね…。
――西村さんにお会いしての感想を教えて下さい。
高雄:言葉の力が強いなと思う。何を聞いても心にスッと入ってくるので、ずっと話を聞いていたいなと思いました。
サーヤ:めちゃくちゃメイク上手いですよね。本当に。「眉毛キレイだな〜」と、ずっと見ちゃってた(笑)。眉毛っていちばん難しいパーツなんですけど、超キレイだし。でもやっぱり、ご本人が言っていた「そういう部分も磨いていくことが大事だ」ということですよね。
ニシダ:パフォーマンスも大事、みたいなね。
サーヤ:本業をしっかりするっていうのも、ご自身でやられているんだろうなって思いましたね。
――今回は授業の中で、相手の良いところを「見えるところ」と「見えないところ」の両面から褒める「ほめ殺しゲーム」を行いました。体験してみてどのような気づきがありましたか?
サーヤ:海外だと、見知らぬ人同士とかも「いい靴履いてるね」とか「その服かわいいね」とか当たり前に言うじゃないですか。日本ってそれをやらない。でも意外と、こっちが良いと思ってることが、相手にはコンプレックスだったりするのが面白いですよね。
ニシダ:西村さんとお話してて、相手のことをしっかり「それはなんでなの?」とか、ちゃんと聞いてくれる人なんだなって。やっぱり一本筋が通ってる方だから、そういうふうにおっしゃるんだろうな。すごい強い人なんだろうなと思いました。
――「大人」が授業テーマの一つにありますが、高雄さんが考えるカッコいい大人とはどんな人ですか?
高雄:やっぱり、芯を持っている人はカッコいいなって思います。自分の気持ちを曲げないとか。あとは背中で語ってる人。あんまり口では言えないけど、いつ見てもちゃんとしてるよね、みたいな人は尊敬できます。
――具体的に「この人、カッコいい大人だな」と思う人はいますか?
高雄:やっぱりSTU48の先輩方はみんな尊敬しています。「やるときはやる」っていうのがすごい伝わってくる。ふざけるときはふざけてるけど、ちゃんとやってるときは人の話聞いたり、ファンを盛り上げることに力を置いてるとことか、尊敬するところがいっぱいあるなと思います。
――今回の授業、いかがでしたか?
サーヤ:(同性愛者であることの)カミングアウトの話とか、海外では「ゲイクラブに行ってくるね」みたいに気軽にカミングアウトするという話だったけど、そもそもカミングアウトっているのかな?ともちょっと思った。異性愛者の人って別にカミングアウトしない。何かそこら辺が根本から変わるっていうのが本当はベストなのかなとふんわり思いつつ。
ニシダ:異性愛者ってやっぱりマジョリティではある。それに対しマイノリティは「カミングアウトするもの」っていう。カミングアウトって言い方もね。
サーヤ:今、すごい過渡期だなって実感するよね…。
ニシダ:後はLGBTQとかの話もそうですけど、メイクを勉強したいから、業界の最先端のアーティストにいきなりメールを送ったとか、今までの経歴の話も普通に面白いなと思った。シンプルに行動力があるし、バイタリティのある方なんだろうなっていうところも面白いなと思いました。
サーヤ:そうだよね…。なので今回のテーマは、全員に見てほしいですね。
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