テレビに劇場、YouTubeなど活躍の場を広げる盛山。忙しい日々のリフレッシュになっているのは?
「サッカーですね。毎日サッカー動画を見ながら、ずっと『次、いつできるかな』と考えています。大阪にいいサッカーグラウンドがあるんですけど、そこでサッカーやりた過ぎて、始発の新幹線で向かうこともあるんですよ。見たことあります? サッカーボール片手におっさんが新幹線乗ってる姿(笑)。大阪にいたときは朝2時間サッカーやって、その後、昼から生放送なんてこともありましたね。去年の夏は、僕1人だけサッカー焼けで真っ黒(笑)。東京でも、“もりちゃんずユナイテッド”というチームを作ったんですけど、ミキの昴生とかEXITとかメンバーが売れっ子ばかりでスケジュールが全然合わない(笑)。サッカーの後の一服も最高にうまいし、その時間が至福です」
気分転換にはもちろん、盛山の日常にはタバコが欠かせない。
「『ラヴィット!』(TBS系)でも、出番以外はずっと喫煙所にいます。喫煙所、好きなんですよね。昔、喫煙所マニアだったんです。快適さとか清潔さを5点満点でチェックして、写真も撮って。ゴチの休憩時間にも吸いますけど、高いメニューを食べた後の一服はめちゃくちゃうまい、あと、ネタ作りもタバコを吸わないとアイデアが出てこないですね。頭が整理されるというか、冷静になれます」
これまでに一番印象深かった一服は?
「『相席食堂』(ABCテレビ)の“最高の一服”を探すという企画で、無人島に連れていかれたときの一服ですね。ライターを没収されて、自分で火をおこさなきゃいけないんですけど、知識がないから全然無理で。夕方くらいにやっと手もみで火をつけることができて、そのときの一服が人生で一番うまかった(笑)。あとは、M-1の決勝中。あの緊張感というか、ひりつく場での一服も最高にうまいですね。もちろんめっちゃウケたときのウィニングスモークが一番ですけど。初めてM-1に出たときの準決勝。『これは絶対いけた!』と思ったときの一服はほんまにうまかった。やっぱり勝負ごとで勝ったときは間違いないですね」
サッカーグラウンドと同じくらい、喫煙所も自分の英気を養うMY BEST PLACEだという盛山。そういった気分転換の場所をつくるコツは?
「僕の喫煙所のように、気付いたらそうだった、ということもありそうですよね。会社員の方やったら、仕事帰りに立ち寄るカフェが実はそうかもしれない。一度立ち止まって、振り返ってみると見つかりそうな気もします。わざわざつくるんじゃなくて、既にある…これ、ちょっとかっこ良くないですか? ちょっとおしゃれな感じで書いておいてください。ここだけ標準語でいいんで!(笑)」
サッカーグラウンドです!って言ったら、ちょっとアスリートみたいですけど(笑)、でも、最低でも月に1回はサッカーをやりに行きます。仕事を忘れて、リフレッシュできる時間です。予定していた日に雨とか降るともう最悪…絶望ですね(笑)。今、自分の部屋にはサッカーボールが6球。そのほかユニホームやホイッスル、サッカーのボードもあって、芸人の部屋とは思えないですね。
取材・文=吉田光枝
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