取材会では質疑応答コーナーに移り、「ご自身の学生時代に悩んでいたことをどのように解決したか」という質問に、内村は「失恋した時は歯を食いしばって乗り越えました(笑)」と会場を沸かし、「映画関係の仕事に就きたいという私を、両親が『実家の跡を継げ』とも言わずに送り出してくれて。乗り越えたというより送り出してくれた親に感謝しております」と語った。
また、松村は「学生時代は、この職業を続けていていいのかなと漠然とした不安を抱えていて、逆に何も手につかなくなってしまっていて、先のことよりも目の前の頑張るべきことを探して毎日過ごしていた覚えがあります」と話し、広瀬は「私は友達関係でとても悩んでいた時期が1年くらいありまして、親に相談していました。私の親は友達みたいな関係性で何でも話せる仲なので、助けてもらったなと思っています」と明かした。
それぞれの出演番組の注目ポイントについて聞かれると、コント番組「LIFE!」に出演する内村は「いろいろな方とコラボもありますし、若い子たちから寄せられた川柳を基にしたコントもやっております。川柳を送ってくれた子供たちとリモートでつないでトークコーナーを設けておりますので、より川柳のコーナーが昨年よりも拡大したかなと思いますので、楽しみにしていただけたらと思います」と見どころを紹介。
また、松村は、「バリューの真実」について「深刻な悩みにも目を向けて番組を作ったので、普段気になっていたけど目を背けていたようなことも取り上げていて、悩みが一つ軽くなるような内容になっているかなと思います」とコメント。また、メンバーの様子については「普段の賑やかな感じというよりかは若者たちに寄り添って、最終的に温かい雰囲気になりました。メンバーもいつも以上に大人な顔をしていたと思います」と話した。
さらに、広瀬は「『LIVE！君の声が聴きたい』は、出演者なども未定なのですが、今の若い子たちの背中を押す、若い子たちの心に刺さるようなアーティストさんがたくさん出演されるということなので、ぜひ見ていただきです」と語った。
最後に「学生時代に“人”以外で支えになったものはありますか？」という問いに内村は「音楽ですかね。失恋した時は「いとしのエリー」を泣きながら聴いていました」と回答。松村は「僕はTEAM NACSさんの舞台を見て、「俺はみんなには分からない魅力を知っている」『明日も俺しか知らない魅力を抱えた世界で生きてやる』という思ってエネルギーをつけていました」と明かした。そして、広瀬は「私は好きな映画の“サントラ”をリピートで一日中ずっと聞いていたり、グロテスクな漫画を読んだりして、現実世界から一旦逃げるようなことをしてました」と語った。
「君の声が聴きたい」プロジェクトは、5月5日(金)～5月12日(水)の期間で行われる。