ペイトンの魅力は、なんといってもその笑顔。愛くるしく、弾ける笑顔は、見る者の心も幸せにする。演技でもその魅力を発揮し、いつしかペイトンが演じているキャラクターに引かれていく。
ただ笑顔だけでなく、細やかな演技力が加わる。「アンディ・マック」と「天才少女ドギー・カメアロハ」に共通するのが、ティーンエージャーとして悩みに直面すること。そんなとき、不安や葛藤などが、ふと瞳に宿る。そして揺れ動く心情を丁寧に見せていき、解決して再び笑顔が見られたときに、心の底から良かったと思える。
本国ディズニープラスのYouTubeチャンネルで公開された「天才少女ドギー・カメアロハ」シーズン2の告知動画で、ペイトンは「若い女の子たちが見て共感し、親近感を抱くようなキャラクターを描くことができるということは、私にとってすべてを意味します」とコメント。
俳優としての強みである表情の豊かさで、キャラクターを共感できる魅力的なものに仕上げている。
「アンディ・マック」「天才少女ドギー・カメアロハ」以外に、2020年配信の長編作品「シークレット・ソサエティ~王家第二子 秘密結社~」、2023年3月31日から本国ディズニープラスで配信スタートした「Prom Pact」でも主演しているペイトン。
ディズニーチャンネルといえば、セレーナ・ゴメスやマイリー・サイラスなど数々のスターを生み出しているが、ペイトンも彼女たちに続くこと間違いないだろう。いまは等身大の青春ものが続いているが、これからさまざまな役柄に挑戦して、新たな顔を見せてくれるのも楽しみだ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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