俳優の萩原利久と八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、酒井麻衣監督が4月8日、都内にて開催されたW主演映画「劇場版 美しい彼~eternal~」の公開記念舞台あいさつに出席。高校生活を振り返った。
同作は、「流浪の月」で「本屋大賞2020」を受賞した凪良ゆうのBL小説が原作。クラス最底辺の“ぼっち”平良(萩原)が一目で恋に堕ちたのは、クラスの頂点に君臨する人気者“キング”清居(八木)だった。紆余曲折の末、恋人同士になった平良と清居。互いの思いは伝わったものの、「清居は神様」と尊い存在としか考えられない平良と、平良と対等な「普通」の恋人になりたい清居は、互いを思い合いながらも、少しずつすれ違ってしまう。
劇場版では、大学卒業を控え、人気カメラマンのアシスタントとして働きはじめた平良と俳優としての活躍の場を拡げる清居の“その後”の物語が描かれる。
今回の舞台あいさつでは、SNSで募集した質問にキャスト・酒井監督が回答。どのような高校生活を過ごしたかという質問に萩原は「帰宅部のエースでしたね!」と振り返り「ジャンプを読むことしか考えてなかった」と告白。どちらかというといまだに高校生への憧れが強いと言い「部活したかった」と願望を口にした。
一方、八木は「僕は部活に3年間を注いでいたので、サッカー漬けの高校生活でした。きつかったけど今ではいい思い出」と回答。萩原は「そういうのを俺も言いたい。『あの頃サッカーしかしてなかった!』(笑)」と語った。
さらに、初めての給料で何を買ったかという質問に八木は「サッカーのスパイクを買った記憶があります」と答え「大学のときに、見つけた時間を使ってバイトを週1で始めたんですよ。そのときも部活をやっていたので、それで買ったのがサッカーのスパイクだった気がする」と告白。萩原はいつ初めての給料をもらったのか記憶がないと言い「ごめんなさい、本当にわからないです!」と答えていた。
◆取材・文=山田果奈映