バナナマン・日村勇紀が、4月11日に都内で開催された映画「宇宙人のあいつ」の完成披露上映会に出席。主演の中村倫也、共演の伊藤沙莉、柄本時生、メガホンをとった飯塚健監督と共に舞台あいさつを行い、撮影秘話などを語った。
最初の紹介で、MCからいきなり「“長女”夢二を演じた…あ、長男です!」と間違えられるハプニングがあるも、日村は持ち前の瞬発力で「元気~!」と“おばちゃん”っぽくあいさつして笑いを誘って和ませ、「長男・夢二でございます(笑)。飯塚監督が書き下ろしていただいた、家族のお話となっております。家族(の話)ということで今日はうちのオヤジとオフクロも実は見に来ているので、探してください。俺と同じ顔のオフクロがいるんで(笑)」と明かした。
今作で、真田家4きょうだいの長男を演じる日村は「本当に最高のメンバー。高知で3週間撮影をやったんですけど、どんどん仲良くなっていって、こんなきょうだいがいたら最高だなと。そういうのが(画面に)出ていると思います。芸能界でこんなに仲良くなれる人が50(歳)にもなってできるとは思わなかったから最高でした。だから映画は完成してほしかったけど、(撮了で)別れるのもキツかった」と振り返った。
そもそも中村と日村は今作の撮影前から親交があり、中村は「10何年か前からバナナマンライブを見ていて、スーパー憧れの人なんです。設楽(統)さんも日村さんもいつかお芝居で共演したいというのはありました。その時からずっと見ている日村さんのプレイヤーとしての能力のすさまじさは知っていたので」と力説。
続けて「(撮影に)入る前も、(日村が)久しぶりの映画とかの現場だから『心配だなあ』みたいなことを言ってたんですけど、全然余裕だと思っていました。(演技が)さく裂しているので、映画が終わる時は『夢二最高!』ってなっていると思います」と絶賛した。
それを受けて、日村は「うれしいなあ…。僕らの番組に倫也くんが出てくれることもあるんですけど、プライベートのほうで仲良くなったところもあるんですよ。ゴルフに一緒に行ったりとか。そういう方向で仲良くなったもんだから、お友達の感じになっちゃって。まさか倫也くんの世界に呼んでもらえるとは夢にも思わなかったから緊張しました。『そっか、この人はお芝居をするんだ』って。近距離で演技をして、『声がいい』とか『肌がきれいだ!』とか。友達の感覚では知り得なかった中村倫也がいっぱい見られます。他の作品の中村倫也もいいけど、ここでは全然違う彼のすごさがいっぱい見られると思います」と、こちらも称賛を惜しまない。
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