その流れで、飯塚監督が2人のエピソードを思い出したようで「予告編でも使われている倫也と日村さんの、(中村演じる日出男が)ちょっと泣くシーンがあるじゃないですか。あの時にカットがかかった後、日村さんが『あんなに泣くんだねえ』って(笑)」と回顧。
すると、日村は「あれね、僕と倫也くんの2人きりのシーンなんだけど、本番が始まる直前に僕の所にスッと来て、『日村さん、僕この後すごい泣きますけど、ビックリしないでくださいね』って言うの。その後、お芝居の中でボロボロボロって泣いたの!すごくない?」と会場に問い掛けると、大きな拍手が。「沙莉ちゃんもそうだけど、すごいんだよ!俳優さんって。プロですよ。本当にすごいから!」と驚きを隠せない様子で、俳優陣に敬意を表していた。
映画「宇宙人のあいつ」は、23年間も真田家の4きょうだいの次男・日出男として家族になりすましてきた宇宙人が、地球を離れるまでに残された3日間の中で、人間としてやり残したことに奮闘するエイリアンコメディー。飯塚監督が脚本・演出を務める完全オリジナル作品で、5月19日(金)より全国公開される。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)