また、今回は志摩の“裏の顔”も垣間見えた。いつも優しく笑顔を絶やさないが、イマイチ何を考えているか分からないところがある志摩。ミカの思惑にも気づいていたようで、カラオケからの帰り道、「もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃない?その方がきっと楽しいよ」とミカに指摘する。顔は笑っているが、その言葉はぐさりとミカの心に刺さった。
そんな志摩の過去が、新キャラクターである兼近鳴海(CV:木村良平)の登場で少しずつ見えてくる。兼近は演劇部に所属する2年生。ある日、入学早々注目を浴びているみつみを演劇部にスカウトすべく1年の教室にやってきた。
その際、志摩の顔に見覚えがあるような気がした兼近。翌日彼は志摩を引き止め、「君、奏くんだろ?僕の父があのドラマの大ファンで」と話しかける。しかし、志摩は兼近の言葉を遮り、「わかりませんかね。聞かれたくないんですよ。そんなことも察せなくて、よく劇作家とか言えましたね」と見たこともない冷たい視線を向けるのだった。
そんな志摩の普段とは違う顔に興味を持った視聴者は多く、SNSでは「志摩くんの釘刺し怖い」「志摩くんが見せる優しさの裏側が気になる」「天才子役だったとか?」という声が挙がった。
■文/苫とり子
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