HKT48チームHのキャプテン・豊永阿紀が、4月13日に都内で開催された1st ART BOOK「to 4 seasons」(イマジカインフォス)の発売記念イベントに登場。マスコミ向けの取材に応じ、撮影エピソードなどを語った。
初のアートブックが3月22日に発売を迎え、豊永は「たくさんの方に愛していただけるような1冊になったと思います」と万感の表情を。撮り下ろしメンバーは豊永とスタッフが選び、2023年1月末頃の寒い時期に福岡で2日間という短い期間の中で撮影が行われた。HKT48メンバーを自身のプロデュースで撮影した感想については「本当に自分が撮りたい写真をたくさんの方の力でかなえていただいた、という印象です。衣装やメークも『こういうイメージで撮りたい』ということを“口出し”させていただきました(笑)」と明かす。
“アイドル兼フォトグラファー”として活動中の豊永。そもそも写真に興味を持ったのは「中学3年生の時に友人と写真が撮りたいからと父にカメラを貸してもらったこと」がきっかけだそうで、「そこからしばらく興味をなくしていて、高校生の時にインスタントカメラを持って学校に行ったのがすごく楽しくてそこからのめり込みました」と振り返る。
各メンバーの個性が引き立つシチュエーションで、福岡の中洲、福津、太宰府などで撮影されたという今作。実際に撮影してみて大きく印象の変化があったメンバーについては「本当にみんな想像以上だったんですけど、良かったと思ったのは6期生の生野莉奈ちゃん。のこのしまアイランドパークという所で撮らせていただいたんですけど、一番の後輩でまだ加入して1年もたたないので、笑顔を見せてくれる時が少ないんですけど、本当に楽しそうな表情が撮れて良かったなと思いました。一緒に遊ぶことによって自然な笑顔を引き出せたんじゃないかなと思います」とのこと。
また、メンバーからの反響については「この本を頂いたタイミングがちょうど劇場公演の楽屋にいるときだったので、みんなで『せーの!』って開けながら1ページずつ見ていったんですけど、撮ったメンバー以外も『これがいい!』って言ってくれて、特に伊藤優絵瑠ちゃんのページは『今までメンバーがよく見ていた優絵瑠が写ってるね』って言われてうれしかったです。大盛り上がりで楽屋で見てました」と話した。
「to 4 seasons」は、豊永のプロデュースで同じHKT48の松岡はな、小田彩加、武田智加、田中伊桜莉、生野莉奈、最上奈那華、伊藤優絵瑠、荒巻美咲、栗原紗英を撮り下ろし、豊永自身の撮り下ろし写真も掲載。セルフで撮影した自然体な姿と、カメラマンが撮影した姿が収録されており、コンサートや劇場公演の裏側、MV撮影の合間のショットなどが収められている。そしてカメラを教えてくれた父との対談や、カメラマンにデジタルカメラの使い方を教わる特別企画など、豊永の魅力が詰まった1冊となっている。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ(STABLENT LLC)