――撮影の模様はいかがでしたか?
今回、連ドラとしては珍しく、10話全てを1人の監督にお願いしました。脚本家は3人いますが、毎回打合せに全員参加してくださったので、撮影前からこのシーンではこういうことを大事にしたいという想いが共有できていて、だから撮影はスムーズでした。
――では、最後に改めて「ガチ恋粘着獣」を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
この作品はドラマの相関図を見ていただくとわかると思うのですが、一切入り乱れず一方向に”ガチ恋”という矢印だけが伸びていて…登場人物がみんなとにかく純粋で、自分の想いに真っ直ぐなんです。
ラブバトルとか狂気とか、それだけじゃなくて、根底にあるのは、どうやって相手に自分の気持ちを伝えるか、人と人とのコミュニケーションの話。ヒューマンドラマ的な部分と、バイオレンスなエンタメ性を両立させているので、どんな方でも楽しんでいただけるんじゃないでしょうか。「相手を想うとは何か」を描く、普遍性のある物語にできたらと思います。物語に登場する3ペア、スバ・ヒナ、コス・琴、ギン・ミツそれぞれの関係性の違いもぜひ楽しんでいただきたいです。
■取材・文/WEBザテレビジョン編集部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)