その信号のボタンを押した二見瞬が、2人目の“クールドジ男子”。強がりストイックタイプの17歳の高校生。女子からは「カッコいいけど、女子と全然しゃべらないから近寄りがたい」と言われている。
「ダセェ失敗も当然のように振る舞えば、カッコよく見えるはず」と信じていて、何かやらかしても常に「ワザと!」で乗り切っている。バスの中でスマホのジャックにイヤホンを差し忘れたまま大音量で音楽を聴いて乗客に注意された時も「ワザとです!」、球技大会でビブスを裏返しで着てるのをツッコまれた時も「ワザとだし!」。本人はごまかせたと思っているが、当然バレバレだ。
そんな瞬に「ヌケてるのに強がる姿がカワイイ」と女子たちはギャップ萌え。だが、カッコよく思われたい彼は、「カワイイ」に落ち込みまくる。姉が働くカフェでその不満をグチる瞬。そんな弟に、姉はワイヤレスイヤホンをプレゼントする。大喜びの瞬は「たくさん使う」とお礼を言って店を出るが、イヤホンを店に忘れていった…。
その上、「店の表に貼って」と渡されたチラシを貼り忘れて持ったまま帰ってしまった。歩く道すがら貼り忘れた事に気づいた瞬は、会社員とぶつかった拍子にチラシを落としてしまう。チラシを拾い、瞬に渡して去っていくその男性の後姿を見ながら、「仕事できそう。カッケェ。あーゆー人は、オレみたいに何かを忘れたりしないんだろうな…」と思う瞬。
その会社員・三間貴之(桜田通)が、3人目の“クールドジ男子”。今ぶつかった事で、自分が何を買おうとしてたのか忘れてしまったのだった…。
そして、4人目の四季蒼真(川西拓実)は、家で玉ねぎを切りながら涙を流していた…。
この2人の物語は次回。年齢も境遇もバラバラな4人が、どのように出会ってどんな関係を築くのか、今から楽しみでしかたない。
◆文=鳥居美保/構成=ザテレビジョン編集部
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)