内田理央、“仮面ライダーヒロイン”からアクセル全開で俳優の道へ “来世”まで語り継ぎたい魅力

2023/04/29 10:00 配信

バラエティー コラム

内田理央※2022年ザテレビジョン撮影

「来世ちゃん」シリーズで新たな才能を開花


その後、映画・ドラマ「トモダチゲーム」(tvkほか)シリーズ、「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)など、出演作のジャンルもどんどん拡大。「おっさんずラブ」は、主人公・春田創一(田中圭)の幼なじみ・荒井ちず役で出演。春田への思いや距離感の変化をうまく表現し、第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリの助演女優賞を受賞している。

2019年4月期に放送された、SNSがきっかけで家族が崩壊する物語「向かいのバズる家族」(日本テレビ系)もハラハラさせる展開で見応えがあり、2020年1月期の「来世ではちゃんとします」(テレビ東京系)で内田の新たな才能が開花。性依存系女子の主人公・大森桃江役がハマり役となり、「来世ではちゃんとします2」「来世ではちゃんとします お正月初夢SP」「来世ではちゃんとします3」といった感じですっかり人気シリーズに。

モデル、俳優として活躍する内田だが、素の姿をもっと知りたい人にオススメなのはDMM TVオリジナル番組「ウチコマ」だ。公式サイトの「趣味」のところに「漫画、アニメ、ゲーム」と書かれている通り、漫画が大好きな内田が、同じく漫画好きで「私の血液は『NARUTO』」と言い切る生駒里奈と一緒にMCを務めるトークバラエティー。毎回ゲストを迎えて、幼少期や学生時代、大人になってから読んだ本などをピックアップしながら、そこから人生と人柄を深堀していく番組で、ゲストを深掘りしていく中で、MCの2人も自身の過去をどんどん掘り返していくところも面白い。

内田の母が“特撮オタク”で親孝行


内田に関しては、第1回の春日がゲストの回で、高校生の時「新宿スワン」と「闇金ウシジマくん」を読みながら通学していたことを明かし、第6回の足立梨花の出演回では、「母が特撮オタクで、父が車好き」と話し、「仮面ライダードライブ」に出演したことが「1番の親孝行で、“やっといいことした!”みたいな感じで、親孝行終わりました」といったこともポロリと。17回目の野呂佳代の出演回では、野呂が「小学生の頃に落とし物チャンピオンと呼ばれていた」というトークになり、内田は「そこまでない。たまにやるぐらい」と言って、「(収録後)マイク付けて帰ってきちゃった(笑)」と告白すると、生駒と野呂に口をそろえて「それはない!」ときっぱり否定され、「現場のスリッパで帰ってきちゃったり」と、“せっかち”な性格だということも明かしている。

プライベートでも仲のいい人がゲストで登場すると、その人しか知らないエピソードが聞けるので、ドラマや映画、舞台だけでなく、こちらもチェックすると内田理央をさらに深掘りすることができる。ここで“素の内田”の姿も知って、“来世”までちゃんと彼女の魅力を語り継いでいきたい。

◆文=田中隆信

関連人物