“ひふみん”現役引退!最後の戦いに至る日々を描く

2017/06/27 14:02 配信

芸能一般

7月1日(土)放送のETV特集「加藤一二三という男、ありけり。」(NHK Eテレ)で、現役引退が決まった将棋棋士・加藤一二三九段に密着する(C)NHK

NHK Eテレでは、7月1日(土)夜11時からのETV特集「加藤一二三という男、ありけり。」で、今年、現役引退が決まった将棋棋士・加藤一二三九段(77)にスポットを当てる。“ひふみん”の愛称で親しまれ、レジェンドとも呼ばれる名棋士の最後の対局に至るまでの半年間の戦いの日々を丹念に描く。

加藤九段のプロデビューは、6月26日に歴代連勝記録の単独トップとなった藤井聡太四段と同じ14歳の時。“神武以来の天才”と評され、第40期の名人、第28期の王将など数々のタイトルを獲得してきた。しかし今年6月20日、第30期竜王戦ランキング戦6組昇級者決定戦(高野智史四段戦)で負け、規定により現役引退が決まった。

番組では最後の対局に至るまでの、半年間の戦いの日々に密着。同時に、羽生善治三冠らの棋士や、加藤九段を愛する各界の人々の証言から、数々の「ひふみん伝説」の真相に迫り、希代の名棋士の“諦めない生き方”をノーナレーションで描き出す。