――8期生といえば、矢作有紀奈さんが今回の選抜に抜擢されたりと、SKE48の状況も日々変わっていると思うんですが、お三方からは今のSKE48がどういうふうに見えているんでしょうか?
大場:去年はシングルリリースが2枚(「チキンLINE」「金の愛、銀の愛」)という結果で、いい意味で「悔しいな」と思う年でした。ことしに入って『革命の丘』というアルバムを4年半ぶりに出せて、メンバーもスタッフさんも、改めて「ここでエンジンを掛けよう」「再スタートをしよう」と、今まで目に留まらなかった細かいところまでこだわって、いろんな活動にチャレンジしています。
その中で、新しい人たちとの出会いもあったりして、「SKE48、今いい感じじゃない?」って空気を作ることができたと思うので、ここで気を抜かずに「意外にマンゴー」で、「SKE48がまた面白そうなことやってるじゃん!」って思ってもらいたいなと、今はワクワクしていますね。
――AKB48は今を“第3章”と位置付けていますが、SKE48は今、どんな段階になるのでしょうか?
大場:SKE48はナゴヤドームでのコンサート(2014年)を経て、一度“ゼロ”になったというか。関東のレギュラー番組がなくなったり、グループとしてのお仕事も結構減って、本当にアイドルとしての“ゼロ”を見たと思います。だからこそ、もう上に行くしかない状態で、今はそれをゆっくりしっかり上っている状態です。
みんなの意識も変わってきていて、例えば、珠理奈さんが何かをやってくれたとき、それに対してみんなが「これもいいかもしれませんね」って言える状況になっています。珠理奈さんから8期生まで「いつでも100%」っていう気持ちができているからこそ、ことしは“SKE48だからできる”ことが多いと感じています。
「48グループだから、ここまでですよね?」って思われていることもあるんですけど、レコード店巡りもSKE48が始めたことだし、他のグループがやっていない新しいことをどんどんやっていけるのが強みだと思うので、「意外にマンゴー」でも何か新しいことができたらいいなって思います。
――レコード店巡りのお話が出ましたが、今回も予定はあるのでしょうか?
大場:乃木坂46さん、欅坂46さんのコーナーをすごく大きく展開しているお店があるとか、選抜じゃない子の推しコーナーを作っているお店があるとか、前回やって気付いたことがめちゃくちゃいっぱいあって。そのときに「SKE48もぜひお願いします」って言って、いろんな約束をしたんですよ。
「SKE48がシングルをリリースしたときには、コーナーを作ってくださいね」って言ったら、「じゃあ絶対見に来てくださいね」って。そうやって実際にお店に行って生まれた新しい出会いや約束なので、SKE48はこういうのを地道にみんなでやっていけたらいいなって思います。
――先輩がかなり熱く語ってくださいましたが、お二人はどうでしょう?
北野:個人的には6期生が中心になって、先輩も後輩も引っ張る存在になれたらいいなって思っています。私のグラビアや(出身の)岐阜県での仕事もそうですけど、去年からことしにかけて、6期生は個々の活動が目立ってきているので、それを生かして新規のファンの方を増やして、そこからSKE48がまたドーンと勢い付いたらいいなって思います。
小畑:瑠華さんが言ったように、いろんなお仕事が増えてきているので、このままもっとたくさんの方、名古屋だけじゃなくて全国に、SKE48が広がっていったらいいなと思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)