赤楚衛二、「チェリまほ」「舞いあがれ!」…ナイーブさも魅力“好きにならずにいられない”俳優

2023/04/21 07:10 配信

ドラマ 映画 コラム

どちらも感情の起伏が激しい役どころだが、「教場0」では木村演じる風間の影響を受けて瓜原が刑事として成長していく過程に重点が置かれ、「ペンディングトレイン」では同じ境遇の人々を引っ張り自らストーリーを動かしていく。

“チェリまほ”恋のドキドキに世界がハマった


そんな赤楚は、10代の頃に地元・名古屋のモデル事務所で芸能活動をスタートさせた。ドラマデビューを飾ったのは、「表参道高校合唱部!」(2015年、TBS系)。その後、若手俳優の登竜門である「仮面ライダービルド」(2017年、テレビ朝日系)や「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン2(2017年、Amazonプライム・ビデオ)に出演し、活躍の場を広げていった。

大きく注目を集めた作品は、連続ドラマ初主演作となった“チェリまほ”こと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(2020年、テレビ東京系)。現在はディズニープラスでも配信中のこの作品で、赤楚はハイスペックな同僚・黒沢(町田啓太)に思いを寄せられる気弱でさえないキャラクター・安達を好演。黒沢の熱烈な“心の声”に戸惑う安達のピュアでウブなリアクションが多くの女性視聴者をキュンキュンさせ、ドラマの大ヒットを呼び込んだ。

恋のドキドキは万国共通。母性本能を刺激する安達のチャーミングなキャラクターも人気を呼び、“チェリまほ”はアジア圏を中心に海外でも熱狂的なファンを生み出した。赤楚自身も、この作品をきっかけに一躍ブレイクを果たした。

※画像は赤楚衛二Instagram(akasoeiji)より

「オレ、彼女のこと好きなんで」“当て馬”キャラで人気集中


“チェリまほ”以来、出演作が途切れない人気俳優となった赤楚。特に話題を集めたのは、韓国ドラマのリメイク作品「彼女はキレイだった」(2021年、フジテレビ系)。ヒロインを陰に日向に支え、恋のライバルには「オレ、彼女のこと好きなんで」とずばり宣言する先輩社員・樋口役を務めた。

関連人物