荻野由佳「一番の目標は皆さんの前から姿を消さないこと」、元NGT48アイドルが語るフリータレントとしての“これから”

2023/04/21 08:30 配信

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「鼻洗濯バサミは最高に楽しかった」バラエティの仕事に意欲

――ではタレントとして、バラエティ番組などへ出演したい気持ちはありますか?

やりたいですね!アイドル以外だったら、バラエティのお仕事が一番楽しかったんですよ。もちろん緊張するんですけど、終わってから「うわ〜楽しかった~」って思う仕事がバラエティ番組のお仕事でした。

いろいろと吸収することが多くて、他の出演されている芸人さんだったりタレントさんから、「こういう時はこうしたらいいんだ」と学ばせてもらいました。それにやっぱり、心から楽しめたのでまた(バラエティーの仕事を)できたらいいなと思います。

――とても「楽しい仕事」としての印象が強かったということですね。これまでのお仕事で一番楽しかった仕事といえば、なにが思い浮かびますか?

えー!?一番…むずっ…(笑)。でも、本当にバラエティ番組は本当に楽しくて。鼻に洗濯バサミをつけたりとかもやったんですね。でもそれは本当にやってみたかったので、痛かったですけど超楽しかったです(笑)。

――意外ですね!その「楽しい」の原点はなんだったのでしょう。

やってみたかったんですよね。その番組で口と鼻に洗濯バサミをつけられてる瞬間、凄くワクワクして…。パーッと引っ張られた瞬間、痛かったですけどなぜか楽しさを覚えたんです(笑)。「楽しい!これがバラエティか」と。ずっとテレビで見ていてて憧れだったので、バラエティー番組もまたやりたいですね。

撮影=友野雄

アイドル時代の最大の学びは「人に優しくすることの大切さ」


――ご自身のルーツであるアイドル活動ですが、経験して何を得られたと思いますか。

何に対しても、「人に優しくするのは大切なこと」だと感じました。まだ新潟に来たばっかりの頃、新潟駅にへぎそば屋さんがあって、1人で食べてたんです。お客さんのおじいちゃんおばあちゃんが「NGT48の子だよね。一緒に食べようよ」って一緒の席で食べてくださって。その時に凄く人の優しさを感じたんですね。「初めて会った人にこんなに優しくしてくださるんだ」と…。

お仕事の場でも、厳しいスタッフさんもいるじゃないですか。愛のある厳しさはもちろん大事ですけれど、でも人に優しく大切にすると、ちゃんと後で返ってくるんだなって感じる場面がありました。

あと、常に笑顔でいることが大事!疲れちゃってる時でもずっとニコニコ楽しくいることによって、スタッフさんや周りにいる人も笑顔になるので。元気よく笑顔でいることと、人に優しくすることの大切さを、16歳からちゃんと学べたなと思います。

荻野由佳撮影=友野雄