スター・ウォーズ「マンダロリアン」監督“ファンの知りたい世界をより細かく見せたい” 実写ドラマシリーズとして描く挑戦

ディズニープラスで配信中の賞金稼ぎ“マンダロリアン”とフォースの力を秘めた子ども“グローグー”の冒険を描く実写オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」シーズン3。このたび、「マンダロリアン」制作陣や監督が本作への思いを語った。

“SWの世界を広げるための挑戦作”　制作陣が「マンダロリアン」にかける思い

「スター・ウォーズ」シリーズをこよなく愛する製作陣が、「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想のもと丁寧に作り上げた「マンダロリアン」シリーズ。

製作総指揮を務めるジョン・ファヴローは、「ルーカスが生み出した『スター・ウォーズ』では非常に大きなストーリーが展開され、誰もがその展開に引かれ、興味を抱いた。僕ら製作陣はファンの一人として、『スター・ウォーズ』のまだ見ぬ部分がどうなっているのか深掘りしたかったんだ」と、本シリーズがルーカスの作り上げた「スター・ウォーズ」の世界を広げるために挑んだ挑戦作であると語った。

実写ドラマシリーズへの挑戦“時間をかけて丁寧に物語を描く”

映画ではなく実写ドラマシリーズとして描くことも製作陣にとって大きな挑戦だった。監督を務めるリック・ファミュイーワは「本シリーズは、『スター・ウォーズ』おける最初の実写版シリーズということで特に重要性がある作品だと思う。それは、ディン・ジャリン(マンダロリアン)やグローグーなど、今やアイコニックとも言える新キャラクターをたっぷり時間をかけて紹介する機会になったんだ」と、時間をかけて丁寧に物語を描くことで、ファンの知りたい世界をより細かく見せることができると言及。

グローグー＆マンドーの関係性に変化「マンダロリアン」シーズン3

本作の新シーズンでは、マンダロアの鉱山でマンドーが何者かに襲われた時、グローグーが一人でボ＝カターン・クライズの元まで助けを求めに行ったり、マンダロリアンの仲間として認められた際には、他の子どもたちと一緒に訓練を受け、マンダロリアンとしての心得を学び、マンドーとの関係をさらに深めたりと、これまでのシーズンを通して描かれてきたグローグーとマンドーの関係性が少しずつ変化している様子が描かれている。