白洲迅、主演・横山裕の演技を絶賛「狩野が実在しているんじゃないかと思うほど自然」<帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし>

2023/04/29 08:00 配信

ドラマ

「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」第3話より(C)テレビ朝日

横山裕が主演を務めるオシドラサタデー「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の第3話が4月29日(土)に放送される。

同ドラマは売れない漫画家・狩野(横山)と、隣に住む訳あり6歳児・さとうコタロー(川原瑛都)が繰り広げるハートフルコメディー。原作は津村マミ氏。

第3話の放送に先駆け、同ドラマで「アパート清水」謎の大学院生・宇田桃葉を演じる白洲迅からのコメントが到着。白洲は主演・横山の印象や自身が演じるキャラクター・宇田について語った。

白洲迅も苦手なことが明らかに

「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」第3話より(C)テレビ朝日

――出演が決まった時の気持ちを改めて教えてください。

以前から見たことのあった作品でもあったので、そこに新しいメンバーとして参加できることがシンプルにうれしかったです。

――出来上がっている撮影現場に新メンバーとして参加することはプレッシャーを感じて苦手だという俳優さんがよくいらっしゃいますが、白洲さんはいかがですか?

「得意な人っているのかな?」と思うくらい、僕も苦手です(笑)。でも、「コタロー」の撮影現場は、主演の横山さんをはじめ、キャストの皆さんがすごくいい方で、僕が入りやすい環境を作ってくれたんです。そのおかげで、今回はわりとすんなりとなじむことができました。

あと、僕が演じる宇田というキャラクターが、撮影現場に僕をなじみやすくさせてくれたのかなとも思います。宇田は変わった雰囲気を持つ、変なやつなので、撮影中とそれ以外のオンオフがしっかりできるんです。撮影中は宇田を、カットの声が掛かると僕になれる。

宇田を演じている時は狩野を演じる横山さんやコタローを演じる瑛都と壁があるのですが、宇田から僕になった瞬間からその壁が自然となくなりますし、横山さんや瑛都と距離がぎゅっと近づくような感覚がしています。オンオフができる宇田を演じているおかげで皆さんと仲よくなれたんだと思います。

白洲迅※提供写真


――「宇田は変なやつ」とおっしゃいましたが、白洲さんから見た宇田はどういった人物なのか、もう少しだけ詳しく教えていただけますでしょうか?

第3話は、宇田が一体何をしに来たのかが分かる回になっていて、コタローとの関係性や宇田の謎めいた部分が明かされていきます。宇田は普段は何を考えているか分からないような男ではありますが、何を思い、何を抱えているかなど、宇田は宇田で考えています。

本当に読めない男ではありますが、実は抱えているものがあったんだということが分かる第3話になっているので、宇田のことは第3話で知っていただければと思います。

――視聴者の皆さんからは、「宇田は一体何者なんだ?」という声が多く上がっていますよね。

「なんなんだこの男は…!」「変なやつ」「不思議な人だな」と視聴者の方に思ってもらえように、宇田について、監督といろいろ考えたので、宇田のいろいろな面を楽しんでいただければうれしいです。

ドラマならではの魅力は「『生身』のよさ」


――台本を読んだ時、「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」はどのような作品だなと思いましたか?

基本的には日常ドラマであり、ほっこりしたストーリーがメインになってくる作品だなと感じていました。その中に、時折織り交ぜられるハッとするようなせりふやシーンがあり、その絶妙なバランスが僕は好きです。

自分が出演している作品ではありますが、純粋に作品として好きなドラマです。僕らキャストも作品に参加しているスタッフの皆さんも、原作を大事にして撮影をしていますので、ドラマに携わる一員としても、ドラマを見る一視聴者としても、「コタローは1人暮らし」は大好きな作品です。

――原作が素晴らしいのはもちろんですが、ドラマならではの魅力は?

原作もドラマも大きく伝えたいことは全く変わらないと思います。ただやっぱり僕らが演じるからこそ、「生身」のよさというものがあるので、そこを感じ取ってほしいです。

「生身」から伝わるリアルさであったり、感情移入しやすかったり、細かい表情の変化があります。そういう機微みたいなものはドラマならではの魅力なんじゃないかと思います。

「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」第3話より(C)テレビ朝日