さらにお酒が進み、浦が「未来の自分が想像つかない」と不安を打ち明けると、森久保は、自身の将来と声優界に留まる理由を告白する。
浦へ「一生、役者としてプレイヤーでいたい?」と投げかけつつ、「すごく大切な作品、キャラクターとの出会い、長いつきあいをさせてもらっている役もいっぱいあって、僕は目指して入った業界じゃないからこそ、“こんな素晴らしい世界なんだ”って、素直に感動している部分が多い」と声優業界への思いを語った森久保は、さらに「逆に言うと、目指して入った業界じゃないから、必要とされているうちはがんばれるけど、あがく理由も実はなくて」と“辞めどき”について触れながらも、「僕は本当に(役に)生かされてる感じがするの」「20年前にやった『魔術士オーフェンはぐれ旅』っていう作品が、20年後にまたアニメ化したり、この春からも『逃走中 グレートミッション』っていうアニメが始まって、17歳の主人公をやらせてもらえたり、なんかもうちょっと“お前、声優やっとけ”って言ってもらえてるのかなって気がする」と必要とされているうちは声優であり続けたいと語ると、浦は深くうなずき、「そういうめぐりあわせがあるからなんですね」と感激していた。
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